仮想通貨週刊レポート(18/7/13)

始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値から執筆時点までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。

関連通貨:

仮想通貨週刊レポート(18/7/13)

仮想通貨週刊レポート(7/13)

今週の仮想通貨レンジ

時価総額が大きい4つの仮想通貨の週間レンジを示しています。始値は日曜東京午前9時、高値・安値は始値から執筆時点までのレンジのため、それ以降日曜午前9時までのレンジは含まれていません。なお、各レートとも特定業者のレートは示さず対ドルでの気配値となっていることにご留意ください。CryptoIndexについては下記の今週のコラムをご覧ください。

       始値   高値  安値   執筆時点(12時)

BTC/USD  6766  6800  6070  6248
BCH/USD  774.29 781.00 666.00 702.37
ETH/USD  488.46 494.78 418.05 435.12
XRP/USD  0.4850 0.4873 0.4268 0.4394
CryptoIndex             42.67

今週の主なトピックス

今週の仮想通貨関連のニュースの中から、筆者が気になった内容をコメントともに「主なトピックス」として取り上げていきます。今週は結構いろいろなニュースが出ているのですが、前回同様に個人的に気になったニュースを3つ取り上げます。

8日(日)
*ニュース
世界最大手の取引所バイナンスCEOが西日本の豪雨災害に対して100万ドル相当の寄付をビットコイン等で行うことを表明し、同時に仮想通貨での寄付も呼びかけ。

*筆者コメント
災害支援と言う観点では素晴らしいと思いますが、仮想通貨での提供と寄付の呼びかけというのが、らしいところでしょうか。仮想通貨については取引所についても好材料も悪材料もミックスして出てくる中、同社としては世界一のポジションを固めたい思惑があるでしょうから、広告宣伝費の一環と考えれば安いものという面もありそうです。

9日(月)
*ニュース
リップル社がホームページでリップル(ripple)とリップル(XRP)の違いを公式に説明しました。英語表記は違うものの呼び方はどちらもリップルと、この点については英語でも同様なので、定義、関連等について比較しています。

*筆者コメント
今更ですかという感覚は拭えませんが、それだけ同社に対する質問も増えているということなのでしょう。当サイトの読者にとっては当たり前の世界かもしれませんが、今までは一部の人の仮想通貨だったのが、広く一般に知られるようになってきたということだと思います。ただ、それが良い方向で動くのかどうかは誰にもわかりません。

11日(水)
*ニュース
トランプ大統領が、仮想通貨を含めた詐欺調査に関するタスクフォース設置の大統領令に署名しました。これは詐欺に関連して仮想通貨詐欺を重点項目のひとつとしてあげていますが、メンバーには財務省、証券取引委員会(SEC)、CFTC等、そうそうたる名前があげられています。

*筆者コメント
トランプ大統領にしては、まともな大統領令です。表に出てくる大統領令やニュースでは保護主義を中心にロクな話を聞かないのですが、こういうことは米国民のみならずメリットのほうが大きいと思いますので、しっかりと進めてほしいものだと思います。

今週の振り返りと来週の見通し

仮想通貨週刊レポート(7/13)

(BTC/USD日足)

仮想通貨週刊レポート(7/13) 2枚目の画像

(BTC/USD4時間足)

今週の振り返り
日足を見てもわかる通り、昨年12月高値からの下降トレンドを継続していることに変化はありません。6月に2月安値を下抜く動きも見られましたが、その後はいったん反転し、上海株価指数のように底割れは回避したチャートとなっています。中期レジスタンス(ピンク)を上抜けたものの、今週は上値も重たい動きとなっていて、短期的には下降トレンドへの回帰が懸念されます。

来週の見通し
3週間近く続いた上昇チャンネル(青)を下抜け下降トレンドへ回帰する動きが見て取れます。先週から今週にかけての高値が、5月高値と6月安値の23.6%戻しまでしか行かなかったことが地合いの悪さを示しています。多少の買いが出ているときには少なくとも38.2%戻し程度は見るものです。先週書いた見通しでも「6200ドル後半に押してくる可能性が高そう」としましたが、一時的に6100ドルも割り込んでいますので、再び6月安値を視野に入れる流れとなって来そうです。
レジスタンスは上昇チャンネルを下抜けた6400ドル台後半、サポートはまずは6000ドルの大台となりますが、一時的に大台割れを見てもおかしくはないチャートと言えます

今週のコラム

クリプト・インデックス

今週は「クリプト・インデックス」と称して仮想通貨のインデックスを作ってみました。今週の仮想通貨レンジの最下段にも執筆時点の数値を表示してありますが、次回以降も継続して表示していく予定です。

「クリプト・インデックス」は、文字通り暗号通貨指数(世界的には仮想通貨という名称よりも暗号通貨という名称が一般的)ですが、ここでは仮想通貨指数と呼ぶことにしましょう。この指数が果たす役割は、仮想通貨の総合的な強弱を判断するインデックス(指数)となります。

同様のインデックスは、様々なところにおいて算出されていますが、取引所が算出している指数などでは、組み入れる仮想通貨に恣意的な偏りが感じられたり、今後どうなるかわからないようなマイナーな仮想通貨が含まれていたりと客観的、中立的な立場から算出しているかどうか明確ではありません。

そこで、客観的、中立的にインデックスを算出する試みが今回の内容となります。筆者が勝手に作ったインデックスではありますが、羅針盤に出す以上はしっかりと検討した上で算出しています。算出方法は以下となります。

まず、算出にあたって発行時価総額が大きい仮想通貨4つを選んでいますが、これは今週の仮想通貨レンジに示している4つとなります。そして、これら4つの仮想通貨に投資金額として同じ金額を投資していたらどうかという観点から、それぞれの仮想通貨の2018年1月1日東京午前9時の数値を各25.00とし合計して100.00としました。
ちなみに、同時点のレートは、BTC/USD=12390、BCH/USD=2172.63、ETH/USD=685.17、XRP/USD=1.8261となっていますが、簡単に言えば、2018年1月1日午前9時に4つの仮想通貨に25ドルずつ合計100ドルを投資していたら、現在いくらになっているかの数値と思えばよいでしょう。

本日12時のインデックスは42.67と、年初から57%程度の下落であることがわかります。
対円の場合でしたら、スタート時点の数値を112.64(100✕ドル円レート÷100)と考えて、現在のインデックスの値に現在のドル円レートを掛けてあげれば簡単に比較できます。本日12時ですと42.67✕112.59÷100=48.04となります。比較は100ではなく112.64ですから、為替レートが似た水準に戻ってきたこともあって、だいたい対ドル、対円とも同様の減少を示していることとなります。

参考までに昨年10月上旬からのビットコイン狂乱相場も含まれるようにチャートで示してみましょう。上からビットコイン(紺)、ビットコインキャッシュ(緑)、イーサリアム(ピンク)、リップル(紫)、そして最下段のライン(赤)が「クリプト・インデックス」となっています。100の位置にグレーのラインが示されています。


(編集部注:7月第4週よりインデックス計算スタート時点を2017年9月1日に変更しています)

今週のコラム

こうして見ると、ビットコインが最高値をつける1週間前の12月11日に「クリプト・インデックス」は既に高値をつけていたこととなります。これはイーサリアムとリップルが早めに高値をつけた影響と考えることができますが、今後はこのインデックスの動向も各仮想通貨の見通しに役立てたいと考えています。

ディスクレーマー

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