伝統的金融市場に組み込まれた仮想通貨(暗号資産)?

仮想通貨(暗号資産)市場は大きく下落しています。

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伝統的金融市場に組み込まれた仮想通貨(暗号資産)?

16時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは12.3%の下落、イーサリアムは13.2%の下落、リップルは17.9%の下落となっています。

昨日注目されたパウエルFRB議長の議会証言が行われました。7月30~31日に行われるFOMCを占う上で注目度が高いイベントでした。このコラムでも何度も書きましたが次回のFOMCでは0.25%の利下げがほぼ100%織り込まれておりドル下落の材料になっています。
基軸通貨ドルの金融緩和は他の通貨にも波及し世界的な緩和競争が始まっています。緩和により金利が下がれば金利の無い仮想通貨(暗号資産)にとってはサポート材料になるということは以前も書きました。
しかし今回改めて31日の利下げ見通しが強化されたにもかかわらず、仮想通貨(暗号資産)は下落しました。
パウエルFRB議長はFacebookが導入を計画しているリブラに関して深刻な懸念が対処されるまで前進させるべきでないと発言したことが直接の仮想通貨(暗号資産)の下落の原因だったと思われます。

ドル下落の流れとビットコインの上昇の逆相関が崩れた動きが今週に入ってからの動きでした。
5日の米雇用統計発表からドル上昇=ビットコイン上昇、昨日からはドル下落=ビットコイン下落と順相関(同じ方向に動く)の関係になっています。
それ以前はドル下落=ビットコイン上昇でしたから逆相関になっていました。
FOMCの利下げが1回では終わらず、他の中央銀行も呼応しての金融緩和姿勢が続く中で、金利面からのビットコインのメリットは続くものと思われます。
その中でドルとビットコインの動きが順相関になったり逆相関になったりする局面が続いていくと思われます。
もちろんビットコイン独自の理由によって変動することが多いのですが、伝統的金融市場、特にドルとの関係が以前以上に緊密になってきたのではないかと思います。
これはビットコインの市場が拡大し、避難先や代替先としての機能が拡大し伝統的な金融市場の中に組み込まれつつある動きだと思います。
今後ともこの流れが続く可能性は高く、ドルとの関係での動きに左右される局面も頻発するのではないかと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。
143万円まで上昇したビットコインはダブルトップを形成して一時1,212,000円まで下落後に1,245,000円付近で推移しています。
7日の安値1,203,600円付近が短期的なサポートになっていますが、一目均衡表の雲が位置する130万円付近がレジスタンスになり、ここを上抜け出来ないと120~130万円のレンジでしばらく推移するのではないでしょうか。

BTC/JPY時間足

BTC/JPY時間足

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,495,000 直近高値
1,379,600 一目雲の上限
1,360,000 本日高値
1,329,900 一目雲の下限
1,268,200 一目転換線
1,245,000 現在値
1,212,000 本日安値
1,203,600 7日安値
1,170,700 5日安値
1,050,000 上昇後安値
961,000 17日安値
820,000 10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値
614,900 5月4日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,303,000 5日移動平均線
1,300,300 一目転換線
1,247,000 20日移動平均線
1,245,000 現在値
1,224,200 一目基準線
1,019,700 60日移動平均線
894,800 一目雲の上限
775,000 一目雲の下限
775,000 5月17日安値


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