トランプ大統領「ビットコインのファンではない」(19/7/24)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落する形で推移しています。

関連通貨:

トランプ大統領「ビットコインのファンではない」(19/7/24)

トランプ大統領「ビットコインのファンではない」

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10116.0ドル(-2.58%)
イーサリアム:216.78ドル(-0.57%)
リップル:0.31325ドル(-2.71%)
ビットコインキャッシュ:303.56ドル(-2.27%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続落する形で推移しています。NY時間帯に買い戻しの動きも見られていますが、先行きに対する警戒感は根強く下値を拡大しています。その他のコインも軟調地合いであり、全体的に売り優勢の局面が継続しています。材料としてはここでも何度かふれていますが『リブラ』の開発に対する懸念などが挙げられます。市場には悪材料をかなり織り込んでいるようにも思われますが、上値の重い展開はまだしばらく継続するのではないかとみています。

さて、先日トランプ米大統領が「ビットコインのファンではない」「リブラは銀行並みの規制を受け入れなければならない」といった発言をしたことに対し、仮想通貨(暗号資産)取引所大手バイナンスのジャオ・チャンポンCEOが仮想通貨(暗号資産)についてツイートしたこと自体が良いこと、といった発言をしています。トランプ大統領はポジティブなこともネガティブなことも発言していないといった指摘もしています。

これに関してはトランプ大統領の真意がどこにあるのかがはっきりしないところもありますが、どちらかといえばネガティブな発言と判断するのが適当ではないかと考えています。さすがにチャンポンCEOの見方は無理があるでしょう。もちろん、ファンではないから即座に規制に動くというものでもないでしょうし、そういった意味でネガティブではないということであればそれはそうかもしれません。しかし、トランプ大統領は仮想通貨(暗号資産)に対して警戒心を持っており、問題が起こった場合は即座に動く可能性が高いとみています。

昨日の文章でも書きましたが、イランなどの制裁を受けている国が制裁を回避する決済手段としての仮想通貨(暗号資産)に注目しています。制裁の実効性を上げるために仮想通貨(暗号資産)に対する規制が必要ということになれば、トランプ大統領は動いてくるのではないかと思われます。議会でも『リブラ』に対する懸念が広がっていますが、仮想通貨(暗号資産)全体への逆風が強まる可能性を秘めている点に注意すべきではないかと思います。

ただ、こういった発言が仮想通貨(暗号資産)に対するに対する注目を高めるという点は同意できるところです。現に、米国のオンライン証券会社大手、TDアメリトレードのホッキーCEOが価格の上昇などを背景に仮想通貨(暗号資産)に対する投資家の関心が再び高まっているといった発言をしています。状況は悪くはなさそうですが、規制当局の警戒感などから判断すると楽観的にもなれないといったところではないでしょうか。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから買い戻されてバンドの中心線まで上昇したものの、そこで抑えられて下落しています。目先はレンジ圏での動きが意識されそうで、バンドの中心線である10970ドル前後の水準が上値のめどとして、バンドの-2σである9340ドル前後の水準が下値のめどとして意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから買い戻されてバンドの中心線まで上昇したものの、そこで抑えられて下落する展開です。このままバンドの-2σまで下落する可能性が高いのではないかとみています。バンドの+2σが下落に転じ、バンドの±2σが下落する流れとなっています。トレンドそのものが下向きへと変化しており、下値を拡大しやすい形となっています。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいので、その点は意識しておきましょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスから上昇していましたが、ここにきて再度下落に転じ、デットクロスからの下落基調が維持されています。下落の勢いはそこまで強くはありませんが、売り優勢の流れということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識しての動きから目先は持ち直し基調です。バンドの+2σが下落に転じており、バンドの±2σが下落する流れです。トレンドそのものは下向きですが調整を入れながら下値を拡大するといった展開となりやすい状況です。目先はバンドの中心線を目指しての持ち直しですが、戻り売りに上値を抑えられて再度バンドの-2σまで下落する展開となるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%Kは底打ちから上昇していますが、目先は腰折れしています。このまま下落基調を強めるかどうかに注目です。一方、%Dは底打ちから上昇しています。このまま上昇基調を維持することができるかがポイントです。現状は底堅い動きとなりやすいのではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

14000ドル;心理的な節目
12590ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
10970ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10120ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9340ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8000ドル:6月上旬に意識された水準

関連記事

ページトップへ戻る