仮想通貨(暗号資産)の即時決済への期待(7/24)

仮想通貨市場(暗号資産)は下落しています。

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仮想通貨(暗号資産)の即時決済への期待(7/24)

仮想通貨(暗号資産)の即時決済への期待

仮想通貨(暗号資産)市場は下落しています。10時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは6.7%の下落、イーサリアムは5.6%の下落、リップルは4.6%の下落となっています。

昨日はSWIFTの即時決済に関して書きましたが、そのことについてもう少し詳しく書きます。国際間の決済ではそれぞれの通貨のマザーマーケットで決済が行われるために時差という問題が起こります。法定通貨が中央銀行の発行で国家の管理を受けているために、円なら東京市場で、ドルならニューヨークで、ユーロならフランクフルトやロンドンで決済が行われます。そのために時差のリスクが存在するわけです。

いっぽうで国内の決済では即時決済が行われています。円の決済ではRTGS(Real time gross settlement)、日本語では即時グロス決済が行われます。
即時グロス決済のほかには時点ネット決済という制度があります。時点グロス決済では中央銀行に持ち込まれた振替の指図が一定時点まで蓄えられてから実行されていましたが、即時グロス決済では振替の指図が持ち込まれ次第直ちに実行されます。

このように即時グロス決済では、個別の金融機関の支払い不能が金融マーケット全体に広がるシステミックリスクを大幅に削減できるという利点があり、1980年代以降各国の中央銀行は決済システムの即時グロス決済に向かう動きになっています。

このように法定通貨の決済において即時決済の必要性の高まり、システミックリスクの防止は30年以上前からの課題であり、重要な問題でした。
マザーマーケットが存在しない仮想通貨(暗号資産)には決済における時差という概念がありません。またブロックチェーン等の技術革新によって即時決済が可能になっています。
システミックリスクの防止という意味ではブロックチェーンや仮想通貨(暗号資産)への期待が高いのはこのような背景もあるわけです。

マネーロンダリングやテロ資金供与への利用という問題がある一方、世界の金融市場のシステミックリスク防止に利用可能というメリットがあり、それぞれの問題の折り合いをつけるのが今後の発展のきっかけになるものと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。

一時1,106,000円まで反発したビットコインですが、サポートされていた107万円付近を下抜けすると下落が加速し1,04,2000円まで下落、1,050,000円付近で推移しています。

短期的にはサポートされていた107万円付近、上抜けしても戻り高値の1,110,000円付近がレジスタンスとなっており、ここを上抜け出来ないと、17日の安値981,000円付近を試しにいく展開と思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY(時間足)

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,495,000 直近高値
1,198,000 16日戻り高値
1,195,000 21日高値
1,141,000 一目雲の上限
1,113,000 一目雲の下限
1,106,000 本日高値
1,079,000 一目基準線
1,074000 一目転換線
1,050,000 現在値
1,042,000 本日安値
981,000 17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,205,500 一目基準線
1,198,000 一目雲の上限
1,180,000 20日移動平均線
1,106,000 5日移動平均線
1,089,000 一目転換線
1,076,700 60日移動平均線
1,062,700一目雲の下限
1,050,000 現在値
981,000 17日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値
614,900 5月4日安値

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