様々なリスク(19/7/31)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。

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様々なリスク(19/7/31)

様々なリスク

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9530.0ドル(+0.11%)
イーサリアム:208.25ドル(-1.46%)
リップル:0.31696ドル(+1.94%)
ビットコインキャッシュ:320.67ドル(+4.44%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しての推移です。その他のコインはイーサリアムが軟調となっていますが、全体的には上昇といった展開です。米国のFOMCを控えていることもあり、様子見ムードが強まっているものと思われます。FOMC終了後に政策金利が発表されます。それが日本時間深夜3時、そしてその30分後にパウエルFRB議長が定例記者会見を行います。トランプ米大統領は大幅利下げをすべきと主張していますが、労働市場の堅調などから50bpの利下げには消極的な意見が多いのではないかとみています。また、今後については全NY連銀総裁であるダドリー氏は今回の利下げで終わる公算もあると述べており、予断を許さないところです。

FOMCに関してはその結果によって仮想通貨(暗号資産)にとっても影響がありそうですが、現状では25bpの利下げの可能性が高いのではないでしょか。さらにパウエルFRB議長は今後の金融政策に関しては経済データを見極めながらといった感じでお茶を濁すと予想しています。この程度の流れであれば若干タカ派よりと市場は判断するのではないかとみており、仮想通貨(暗号資産)市場には上値を抑える要因となる可能性はありそうです。ただ、瞬間的には動く可能性はあっても大きな流れにはなりにくいのではないかと考えています。

さて、市場はFOMCに対して最大限の注目をしていますが、それ以外にも警戒すべき状況はあります。現状ではそこまで仮想通貨(暗号資産)市場に影響を与えていないように思われますが、英国の合意なき離脱に対する警戒感が強まっています。こうした動きを受けてポンドが下落しています。法定通貨の下落は仮想通貨(暗号資産)にとっては資金の避難先として意識される可能性があるでしょう。ただ、ポンドの下落により英国株が上昇する場面もあり、現状においては仮想通貨(暗号資産)市場に資金が流れるかは不透明です。

また、日韓の対立が激化しており、韓国の株式市場が下落基調を強めています。海外勢が投げ売りをしているとの話もあります。また、ウォンも下落しており、仮想通貨(暗号資産)へと資金移動をする可能性は英国よりも高いのではないかといています。また、北朝鮮のミサイル発射などもこうした動きに拍車をかけている点も見逃せないでしょう。

米中貿易戦争も解決に向けた動きは鈍く、一進一退といったところとなっています。米株は依然として歴史的に高い水準にはありますが、過度に楽観できる状況ではありません。流れが逆流した場合、仮想通貨(暗号資産)に対する注目が高まる可能性もあるでしょう。現状ではそういった動きは強まっていませんが、頭の片隅には入れておいたほうが良いのではないかと思っています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-1σ付近を推移しています。目先は横ばいとなっており、方向感が見えにくいてんかいです。ここから上昇するのであればバンドの中心線である10230ドル前後が、下落するのであればバンドの-2σである8860ドル前後の水準が節目として意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-1σを意識し、横ばいでの動きとなっています。ここで下げ止まるのか、それとも再度下落基調を強めるのかで流れが変わってきそうです。バンド幅が縮小傾向を強める中、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われます。目先はまだ大きな動きにはなりにくいものの、バンドブレイクからバンドウォークといった動きには注意が必要でしょう。特にここまで上値を抑えられているので、-2σに到達した場合は警戒すべきかと思われます。

またストキャスティクスを見ると、%Kは底打ちから上昇し、下値圏から外れる動きです。ただ、目先は上昇の勢いが弱く、方向感の見えにくい状況です。一方、%Dは下落基調から横ばいでの動きとなっています。これが底打ちから上昇といった動きになるのかどうかで流れは変わってきそうです。いずれも下値圏からは外れているものの、低位での推移となっていることから、まだ上値の重さが意識されやすい状況ということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を抜けてバンドの+2σまで上昇する動きを見せています。ただ、+2σでは抑えられており、そのまま中心線まで下落しています。バンドの±2σは横ばいでの推移であり、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。ただ、バンド幅は狭く市場にはエネルギーが蓄積されているものと思われます。バンドブレイクからバンドウォークといった動きには十分に注意して対応すべき局面ということができそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kは天井打ちから下落し、高値圏から転落しています。売りが意識されやすい局面と言えそうです。一方、%Dは上昇基調を維持て高値圏に入りそうです。ただ、目先は上昇の勢いが落ちており、ここから下落に転じた場合は売り圧力が強まるでしょう。方向感には注意しておいたほうが良さそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル:心理的な節目
11610ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10230ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目

9530ドル:現在値

9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8860ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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