IRSからの警告書(19/8/2)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての動きです。

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 IRSからの警告書(19/8/2)

IRSからの警告書

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10417.0ドル(+3.82%)
イーサリアム:215.61ドル(+0.53%)
リップル:0.31670ドル(-0.11%)
ビットコインキャッシュ:327.98ドル(+0.87%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての動きです。NY時間帯に入り買い意欲が強まり上値を拡大しています。米国で現物決済ビットコイン先物が遂に誕生といった報道やトランプ大統領の発言により米中貿易摩擦の先行き不透明感が高まり、米国債利回りが急落したことなども仮想通貨(暗号資産)市場にとっては好感されたのではないでしょうか。その他のコインは小幅まちまちとなっています。ビットコインに対する買い材料が意識されたためにビットコインが上げを主導する形となっています。

さて、今日は米国の仮想通貨(暗号資産)投資家が米内国歳入局(IRS)から保有するデジタル資産に対して納税義務が発生する可能性があるという警告書を受け取るだろ、といった報道が流れている件についてです。

サンフランシスコ在住の税務専門の弁護士はIRSに抵抗しようとしたり隠そうとしても時間や労力の無駄と述べています。その上で確定申告に誤りがある場合はそれを認め、修正して追徴課税を支払うことを勧めています。

IRSは7月後半から警告書を送付しているようで、課税逃れをさせないために当局が新たに行う試みとなっています。IRSの刑事捜査の責任者は仮想通貨(暗号資産)は徴税に対する重大な脅威とみなしていると述べており、仮想通貨(暗号資産)が関わる課税逃れの刑事事件を近く発表する方針のようです。

IRSは仮想通貨(暗号資産)を通貨としてではなく、所有物とみなしてキャピタルゲインと同じ税率が科されると来ています。しかし、これに関しては今後の展開次第では変更される可能性もあり、先行きの不透明感は否めません。ただ、現状においてIRSは仮想通貨(暗号資産)の徴税を優先的に考えることを検討しているようで、徴税逃れに厳しい対応をとる事が予想されます。

ところで、税金に関しては日本でも今後どうなるのかは定かではありません。現在は雑所得として区分されていますが、最高税率が45%(住民税とあわせると55%)と高く、仮想通貨(暗号資産)の普及を妨げているといった意見があります。株などの税金は申告分離課税で20%程度であることを考えると、今後はそちらに合わせる格好となる可能性は高いのではないかとみています。

いずれにせよ、当局は仮想通貨(暗号資産)投資家の納税に対して厳しい視線を向けていることは事実であり、利益を得た場合はしっかりと対応しておくにこしたことはないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を上抜けて上昇しています。このままバンドの+2σまで上昇する可能性が高まっています。価格としてはバンドの+2σが11160ドル前後、中心線が10110ドル前後となっていますが、このあたりが節目として意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を抜けてバンドの+2σを目指して上昇しています。バンドの+2σまでは上昇する可能性が高まっています。これまでの下落の流れが変化した可能性もあるだけに注意が必要でしょう。バンド幅は縮小傾向であり、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの+2σに到達した際はバンドブレイクからバンドウォークといった動きに注意すべきでしょう。ただ、一時的には抑えられる可能性のほうが高いのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇です。上昇基調が強まっていますが、まだ上値余地を残しているために買い意欲が強まりそうです。%Kが上昇基調を維持して高値圏に入ることができるかに注目です。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入っていましたが、+1σで支えられて持ち直して再度バンドの+2σまで上昇する流れです。バンドの-2σはじり安基調となっており、バンド幅は拡大基調です。このままバンド幅が拡大基調を維持すればバンドウォークが展開されることもあるでしょう。ただ、バンド幅は現時点でかなり拡大していることから、一時的に調整の動きが入る可能性のほうが高いようにも思われます。ただ、トレンドそのものは上向きですので、一時的に調整が入っても押し目買いに支えられる可能性はありそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での推移です。一時デットクロスから下落する場面もありましたが、再度持ち直しています。買いの流れが意識されており、上値を拡大しやすい局面です。ただ、%Kが腰折れ気配を見せているため、この方向感には注意しておきたいところです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル:心理的な節目
11160ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10420ドル:現在値

10110ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9090ドル:7月17日の安値水準
9060ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8000ドル:6月上旬に意識された水準

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