仮想通貨規制の行方
前回はパウエルFRB議長の議会証言での仮想通貨に関するものについて書きました。
18日に米国の議会では仮想通貨に関しての公聴会が開かれました。マイケル・コナウェイ共和党議員主催で、なぜか下院農業委員会でも開催となりました。
ポイントは仮想通貨がSEC(米国証券取引委員会)の規制対象になるのか、CFTC(米商品先物取引委員会)の規制対象になるかです。ようするに仮想通貨を証券とみなすのかコモディティとみなすのかという問題です。ICOによって販売する場合は証券とみなすほうが良いという意見もありましたが、証券とみなしてより厳しい規制とした場合は、仮想通貨の発展が妨げられる可能性が高く、より緩やかな規制であるコモディティとみなしたほうが良いという意見もありました。
またブロックチェーンとしての技術の発展を妨げるのも良くないという意見もありました。公聴会では6人の専門家がそれぞれの立場で意見を述べました。
チャートはBTC/USDの日足です。24時間で2%ほど上昇しています。ボリンジャーバンドの2シグマのラインに沿ってバンドウォークしており堅調な動きになっています。
ただ6月の戻り高値の7775ドル付近が短期的なレジスタンスレベルと意識されています。このレベルを完全に上抜けすれば8000ドルを試しにいくと思います。ここが抜けられないと上ぬけした6800ドル付近をサポートとしたレンジでの動きになると思われます。
ボリンジャーバンドの中心線も6678ドル付近に位置しています。
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仮想通貨情報
Edited by:大塚 亮
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