通貨戦争は仮想通貨(暗号資産)に追い風か(8/7)

法定通貨の不安定さ、金利低下がビットコインの価格上昇に寄与する可能性は高く、米中問題から9月の各国中央銀行の緩和の行方が注目されます。

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通貨戦争は仮想通貨(暗号資産)に追い風か(8/7)

通貨戦争は仮想通貨(暗号資産)に追い風か

仮想通貨(暗号資産)市場は下落しています。8時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは4.2%の下落、イーサリアムは3.8%の下落、リップルは4.4%の下落となっています。

2日間、中国の人民元や韓国の韓国ウォンの動きとビットコインについて述べてきましたが、昨日は米中間の緊張が新たな展開となりました。人民元が節目を割って7元台まで下落したにもかかわらず中国が放置したことに対する報復か、米財務省は中国を為替操作国に認定しました。
今までの為替操作国の認定基準からすると、今回の認定は乱暴なような気もします。

しかしここに来て、米国がドルを上昇させたくない意図は読み取れます。
貿易戦争が為替戦争に拡大したことで、ドルも人民元も不安定な動きになる可能性があります。このような中で選択肢として、ビットコインや他の仮想通貨(暗号資産)のプレゼンスが上昇する可能性があります。
そして9月にはECB、RBA(豪準備銀行)の理事会があり、ここでの金融緩和の観測が高まっています。

また利下げサイクルではないとパウエルFRB議長は述べましたが、株価の大幅下落をうけて市場では9月のFOMCでの利下げ期待が高まり、米10年債利回りも0.25%の利下げを織り込む1.75%付近まで金利が低下しています。
これらの中央銀行も金融緩和で多かれ少なかれ自国通貨が弱くなってほしいという希望があることは否定できないでしょう。

このように米中間の貿易・為替戦争でドル安、人民元安、他の通貨の利下げも予想される状況となっています。これらの通貨からビットコインなど仮想通貨(暗号資産)が選択されるという流れは加速するのでないでしょうか。
法定通貨の不安定さ、金利低下がビットコインの上昇に寄与する可能性は高く、米中問題から9月の各国中央銀行の緩和の行方が注目されます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY/時間足/一目均衡表/MACD

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。

一時1,306,000円まで上昇しましたが下落。サポートされていた122万円付近を下抜けすると下落が加速して1,190,400円付近まで下落し1,208,500円付近で推移しています。

レジスタンスになっていた120万円付近を上抜けして130万円付近まで上昇しましたが、このレベルが下落前にもみ合ったところで、このレベルがレジスタンスとなりました。
上昇前のレジスタンスであった120万円付近がサポートできれば120~130万円のレンジ、下抜けするようであれば日足一目均衡表の雲の下限の115万円付近への下落と思われます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,495,000 直近高値
1,306,000 昨日高値
1,248,200 一目基準線
1,230,000 一目雲の上限
1,223,300 一目転換線
1,208,500 現在値
1,196,000 一目雲の下限
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,262,200 一目雲の上限
1,208,500 現在値
1,181,000 5日移動平均線
1,16,3000 一目転換線
1,151,300 一目雲の下限
1,143,500 一目基準線
1,120,000 60日移動平均線
1,111,700 20日移動平均線
995,000 7月28日安値
981,000 7月17日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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