バイナンスがロンドンオフィスを開設?(19/8/8)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇して引けています。

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バイナンスがロンドンオフィスを開設?(19/8/8)

バイナンスがロンドンオフィスを開設?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11944.0ドル(+2.40%)
イーサリアム:223.93ドル(-0.87%)
リップル:0.31087ドル(+0.30%)
ビットコインキャッシュ:338.75ドル(+0.31%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上昇して引けています。一方、その他のアルトコインは小幅まちまちであり、昨日の『ビットコイン買い・アルトコイン売り』の中でも指摘した通りビットコインドミナンスの上昇が意識される展開となっています。昨日に関しては米ダウが一時600ドル近く下落したものの、引けにかけて急激に持ち直しています。米国債利回りもプラス圏に浮上するなど、リスク回避的な動きが巻き戻されています。ただ、先行きに対する警戒感やそれに伴う米国の利下げ観測などが意識され、ビットコインは買われる展開となっています。この流れはまだしばらく続きそうな状況ということができそうです。

さて、仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスCEOのジャオ・チャンポン氏がインタビューの中で「ロンドンオフィスをすぐにでも開設したい」と述べています。この背景には欧州での仮想通貨(暗号資産)の規制が整ってきていることや、Brexitの混乱が仮想通貨(暗号資産)市場にとっては追い風となるといった事があるようです。今すぐ、といったわけではなさそうですが、年内のオフィス開設の可能性もあるようです。

Brexitの展開ですが、ジョンソン氏が首相に就任して合意なき離脱の可能性も指摘されています。これに関しては紆余曲折が予想されますが、いずれにせよ期限(10月末)があり、決着の時は近いように思われます。仮に合意なき離脱となった場合は欧州、特に英国で経済的な混乱が予想されるところであり、そうなった場合はユーロやポンドに対する売り圧力が強まる可能性があります。そうなった場合、仮想通貨(暗号資産)市場にも資金が流入する可能性がある、というわけです。

英国ではこういった事態を想定してか、富裕層がビットコインに興味を示しているといった報道も散見されています。チャンポン氏がロンドンにオフィスを開設したいというのはこうした動きに素早く対応したいという思惑があるでしょう。ただ、10月末に合意なき離脱というった展開になった場合、年内のオフィス開設というのが若干遅い可能性はありそうです。

Brexitに関してはジョンソン新首相就任で合意なき離脱の可能性が高まったといわれますが、実際問題としては議会の反発や英国の下院補欠選でEU残留派に敗れるなどといった流れにより困難になっているとの見方もあります。現状、仮想通貨(暗号資産)市場は米国の金融政策や米中貿易摩擦などを強く意識しているものと思われますが、Brexit絡みで大きな動きがあった場合はその動向も意識しておいたほうが良いでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σをバンドウォークしています。バンドの-2σも下落基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらの動きです。このままバンドウォークを継続する可能性も十分にあり、上値のめどは13000ドル前後の水準となりそうです。一方、下値のめどはバンドの中心線である10380ドル前後ということになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンド+2σを意識してのバンドウォークです。一時調整の動きも意識されましたが、バンドの-2σが下落基調を維持しており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークとなっています。バンドの-2σが下落基調を維持すればさらに上値を拡大する展開となるだけに、安易な戻り売りは危険です。バンドの-2σの方向感を見極めながらの展開となりそうです。バンドの-2σが横ばいから上昇に転じた場合は一時的に調整の動きが意識されやすくなるでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kは天井打ちから下落して高値圏から転落していましたが、再度上昇して高値圏に入っています。一方%Dは下落基調を維持しています。%Kの動き次第のところもありますが、先行きに関してはやや警戒感が残るところではあります。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整が入りバンドの中心線まで下落したものの、そこで支えられて持ち直す動きを見せています。このままバンドの+2σまで上昇する可能性は高いとみています。ただバンドの+2σでは抑えられてレンジ圏での動きが展開されるのではないでしょうか。底堅い動きではありますが、大きな動きにはなりにくいとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデットクロスから下落していましたが、下値圏に入る前に持ち直して上昇しています。このまま上昇基調が維持されるかどうかに注目ですが、上値余地もまだ十分に残していることを考えると、目先はしっかりとした動きが展開されるのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目

11940ドル:現在値

11840ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10380ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8920ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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