リスク回避的な動きとビットコイン(19/8/13)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが土曜日に大きく下落し、日曜日に若干持ち直したものの月曜日に再度上値を抑えられる展開となっています。

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 リスク回避的な動きとビットコイン(19/8/13)

リスク回避的な動きとビットコイン

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:11450.0ドル(-0.37%)
イーサリアム:211.71ドル(-1.33%)
リップル:0.30100ドル(-1.31%)
ビットコインキャッシュ:333.91ドル(-2.24%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが土曜日に大きく下落し、日曜日に若干持ち直したものの月曜日に再度上値を抑えられる展開となっています。調整の動きが意識され、売り優勢の流れが展開されています。その他のコインも全体的には上値の重さが意識される状況です。株式市場などにリスク回避的な動きが強まり、米国債利回りの低下傾向が強まる中で仮想通貨(暗号資産)に対する期待感が醸成されていることもまた事実かと思われます。

さて、先週の6日の『ビットコイン大幅上昇』の中で日本・中国・韓国の相対取引が増加した可能性について指摘しました。その結果が出たわけですが、結論としては日本は相対取引が増加したものの、中国・韓国などの相対取引は減少した模様です。また、その他の国ではアルゼンチンやインド、イランなどが増加していますが、世界的に見ると先週の相対取引は減少といった状況となっています。

世界的な相対取引の動向としては7月上旬に目先のピークを付け、そこからは減少傾向です。6月下旬から7月上旬はビットコインが目先の高値を付けおり、そこからは上値を抑えられる状況となっています。目先は調整の動きが一服して底堅い動きとなっていますが、相対取引を見る限りではやや盛り上がりに欠ける状況であり、先行きに対する警戒感も意識されるのではないでしょうか。逆にここから相対取引が盛り上がっていけば、ビットコインの価格もしっかりとしたものとなっていく可能性がありそうで、そういった観点からも取引の動向には注意を払っておきたいところです。

特に、米中貿易摩擦や日韓の政治的な対立、さらには合意なき離脱の可能性が指摘される英国のEU離脱問題。そして大統領予備選の結果を受けてアルゼンチンペソが急落しており、メキシコも株安通貨安といった流れとなっています。世界的に先行きに対する不透明感が高まる中で資金の避難先の一つとしてビットコインを持つ動きも現状では見られています。こうした動きが仮想通貨(暗号資産)市場を支える可能性は十分に考えられるところです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが意識され、目先は上値の重さが意識されています。バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。ただ、調整の動きを入れながら上値を拡大する動きとなる可能性が高く、目先はバンドの中心線である10700ドル前後と+2σである12540ドル前後の水準が意識されるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンド+2σを意識しての動きから調整の動きが入っています。バンドの-2σが下落基調から上昇へと転じ、バンドの±2σが上昇する展開となっています。トレンドそのものは上向きですが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくく、バンドの中心線と+2σで挟まれたレンジを動きながら上値を拡大するといった展開となるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは下落基となっています。デットクロスからの下落で高値圏から転落しています。まだ下値余地は十分にあるので、このまま売りの流れが継続される可能性はありそうです。

今日は週初ですので週足分析をやっていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、中心線を目指しての調整の動きが意識されていましたが、中心線に届かずに持ち直す動きが展開されています。バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。このままバンドの+2σまで上昇する可能性は高そうで、直近の高値が目標となるのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%Kは持ち直し基調が腰折れする展開となっています。ただ、まだ下落基調が強まっているといった形ではなく、ここからの方向感に注意が必要といったところでしょう。一方、%Dは下落基調から持ち直しての動きとなっています。このまま上昇基調を強めることができるかがポイントとなりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12540ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目

11450ドル:現在値

10700ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8860ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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