アルゼンチンでビットコイン需要増加(19/8/14)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。

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アルゼンチンでビットコイン需要増加(19/8/14)

アルゼンチンでビットコイン需要増加

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10913.4ドル(-4.78%)
イーサリアム:208.15ドル(-1.57%)
リップル:0.29538ドル(-1.90%)
ビットコインキャッシュ:344.62ドル(+3.36%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。米中貿易摩擦に対する警戒感が和らいだことを背景に、米株の大幅上昇と債券に対する売り圧力の強まりが意識された模様です。その他のコインは全体的には上値の重さが意識されていますが、ビットコインキャッシュは上昇しています。ここまでビットコインに対する買いが強まり、ビットコインドミナンスが上昇する流れとなっていましたが、昨日に関してはビットコインが下げを主導しています。これまでの動きに対する修正の動きが展開されているものと思われますが、ビットコインに対する注目度は高く、この流れが継続するかどうかは不透明でしょう。

さて、昨日少しだけ触れましたが、アルゼンチンペソやアルゼンチンの株価が下落しており、アルゼンチンでのビットコインの相対取引が増加しているといったことを書きました。それに付随する話ですが、ビットコインがアルゼンチンで過去最高値を更新といったニュースが入っています。アルゼンチンは大統領選の予備選挙を受け、経済の先行きに対する警戒感が強まっています。新興国などではこういった際、これまではドルに対する需要が増加する傾向があったのですが、ビットコインも資金の避難先として意識されているとみられています。

個人的にはアルゼンチンの経済危機がビットコインにもたらす影響はそこまで大きなものではないとみています。それは経済規模の問題もそうですし、市場に与えるショックもそこまで大きなものとはならないのではないかとみています。とはいえ、米中貿易摩擦に端を発した経済の先行き不透明感が新興国経済に打撃を与えつつある状況下であり、アルゼンチン以外でも経済危機が発生ということになればビットコインの価格を押し上げる可能性はあるでしょう。

仮にそういった場面でビットコインに対する注目度が高まった場合、ビットコインに対する買い意欲は高まるものと思われますが、アルトコインに対する注目はそこまで高まらないものと思われます。現状において仮想通貨(暗号資産)の中で一番信頼されているのはビットコインであり、資金の避難先という観点からすればアルトコインを選ぶという選択肢は考えにくいでしょう。となると、やはりアルトコインよりもビットコインのほうが投資の対象としては適しているといえるのではないでしょうか。

米中貿易摩擦に関しては、とりあえず米国が対中関税の一部品目の発動を延期といった流れとなっています。これを市場は好感していますが、この問題がすぐに解決に向かうと考えるのは危険ではないかと思っています。一進一退の展開となり、長期化するのではないかと考えています。となると、世界経済に対する影響もそれなりに大きなものとなり、新興国経済への影響も大きくなるでしょう。そうなった場合にビットコイン価格が上昇圧力を強める展開も考えられるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが意識され、バンドの中心線を目指す動きです。バンドの±2σは上昇基調となっていることから、バンドの中心線である10750ドル前後の水準で支えられ、再度+2σである12540ドル前後の水準まで上昇といった動きになる可能性が高そうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンド+2σを意識しての動きから調整の動きが入っています。目先はバンドの中心線を目指しての動きで、そこで支えられるかがポイントです。バンドの±2σが上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。バンドの中心線で支えられてバンドの+2σまで再度上昇するといった動きが予想されるところです。ただ、バンドの中心線を下抜けた場合、バンドの-2σまで下落といった動きとなる可能性もあるだけに、注意は必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは下落基となっています。デットクロスからの下落で%Kが下落の勢いを強めています。目先は売り優勢の流れであり、下値を拡大しやすいでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を意識しての動きから売り圧力が強まり、一気にバンドの-2σまで下落しています。バンドの+2σは上昇に転じており、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドブレイクからバンドウォークです。ここからさらに下値を拡大する可能性も高まっているだけに、安易な押し目買いは危険でしょう。

ストキャスティクスで見ると%Kは下落して下値圏に入り、一時持ち直す動きを見せたものの再度下落する流れです。一方、%Dは下落基調を継続して下値圏に入っています。流れの悪さが意識される状況で、売り優勢の局面と言えそうです。%Kが持ち直すかどうかに注目が集まりそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12540ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目

10920ドル:現在値

10750ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準
8970ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

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