中国のデジタル通貨導入の可能性は(8/14)

10日に中国の中央銀行である中国人民銀行の幹部が、中銀発行の独自のデジタル通貨の発行準備ができていると発表しました。

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中国のデジタル通貨導入の可能性は(8/14)

中国のデジタル通貨導入の可能性は

仮想通貨(暗号資産)市場は下落しています。10時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは5.3%の下落、イーサリアムは1%の下落、リップルは1.2%の下落となっています。

昨日はUSTR(米通商代表部)が9月1日に予定していた中国に対する追加関税の実施を12月15日まで延期すると発表したことで、株高・円安でリスク選好の動きになりました。これによってビットコインなど下落した可能性もあり、伝統的な金融市場との逆相関の動きが目立った形になりました。

10日に中国の中央銀行である中国人民銀行の幹部が、中銀発行の独自のデジタル通貨の発行準備ができていると発表しました。
以前、四大商業銀行の一つである中国銀行の子会社がビットコインの歴史やリスクについて図解のインフォグラフィックを発表したことを書きましたが、デジタル通貨導入への準備の意味合いがあったのかもしれません。

中国はすでにキャッシュレス決済が進んでいますが、その発展系で中銀発行のデジタル通貨を導入するのでしょうか。
中銀がデジタル通貨を発行すれば、国際送金における時間短縮やコスト削減などのメリットがあるものの、リテールの導入の場合はどのようなメリットがあるのか、今のところ詳細は不明です。

また人民元は自由に売買できるハードカレンシーではなく、中国は資本規制を行っており国境をまたいだ国際送金自体が自由に出来るわけではありません。
そのような規制がある中でデジタル通貨を導入しても、そのメリットは限定的になる可能性があります。

そもそも中国自体の資本移動の政策が変わらなければ、法定通貨にしろデジタル通貨にしろ、資本移動の自由は制約されますからその効果は不明です。
デジタル通貨の導入とともに中国の新規制がどうなるかが重要なポイントになるものと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY日足・一目均衡表・MACD

チャートはBTC/JPYの日足と一目均衡表とMACDです。

115万円付近で下げ止まっていたビットコインは東京市場に入り下落が加速、1,118,200円付近まで下落しています。

115万円付近は日足一目均衡表の雲の下限と基準線が位置していましたが、ここを下抜けしました。
1,107,000円付近は上昇前のレンジスタンスになっていたところで、このレベルがサポートレベルとして意識されます。
ここがサポートできないと7月28日安値の995,000円を目指す動きになると思われます。

時間足ベース
1,495,000 直近高値
1,221,400 昨日高値
1,159,000 本日高値
1,202,400 一目雲の上限
1,199,700 一目雲の下限
1,161,600 一目基準線
1,142,000 一目転換線
1,122,000 現在値
1,178,000 11日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,211,500 一目転換線
1,192,800 一目雲の上限
1,178,400 5日移動平均線
1,163,600 60日移動平均線
1,151,500 20日移動平均線
1,151,300 一目雲の下限
1,150,500 一目基準線
1,122,000 現在値
995,000 7月28日安値
981,000 7月17日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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