ビットコインが一時10000ドル割れ(19/8/16)

ビットコインが一時10000ドルを割り込む水準まで下落したものの、その後持ち直して再度10000ドルを回復するといった動きとなっています。

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ビットコインが一時10000ドル割れ(19/8/16)

ビットコインが一時10000ドル割れ

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10370.0ドル(+1.60%)
イーサリアム:186.35ドル(-0.92%)
リップル:0.26428ドル(-1.58%)
ビットコインキャッシュ:318.75ドル(+1.06%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが一時10000ドルを割り込む水準まで下落したものの、その後持ち直して再度10000ドルを回復するといった動きとなっています。売りの流れが継続したものの、米国債利回りの大幅低下などが意識されている模様です。さらに昨日、現金化の流れの可能性を指摘しましたが、ダウが持ち直したことも意識されている可能性はあるでしょう。10000ドルが下値として意識されるかどうかが今後のポイントとなりそうです。また、その他のコインは小幅まちまちで方向感の見えにくい展開となっています。ビットコインドミナンスが上昇する流れが継続している点は意識しておいたほうが良いでしょう。

さて、5月24日の『1ドルと1ビットコイン』の中で『自国の法定通貨に対する信認が高い場合は仮想通貨(暗号通貨)に対する価値を見出しにくい傾向にある』と書きましたが、金融大手のINGが米国や欧州13か国、豪州を対象に仮想通貨(暗号資産)に関するオンライン調査を行っています。それによると、全体的にビットコインに対する肯定的な見方は弱まっているという結果が出たようです。その中でも豪州が最も仮想通貨(暗号資産)に対して懐疑的といった調査が出たようです。

調査対象となった国はいずれも自国の法定通貨に対する信認が高いとみられます。そういった国では仮想通貨(暗号資産)で給料を支払われることなどに抵抗があるようで、その理由として価格の不安定性などが挙げられているようです。

価格変動の大きさは投資にとってはチャンスでもあるわけですが、『投資として重要なものとなるか』との調査においても肯定的な見方は低下しています。ここ最近の仮想通貨(暗号資産)の動きが乱高下しすぎであり、リスクが高いとみられているのではないでしょうか。また、ハッキングなどの被害も依然として多発しており、安全性も懐疑的な見方を強める要因となっているのではないでしょうか。

ビットコインに関しては世界的な広がりを見せており、もはやアメリカなどの一国の力で潰すことができるものではありません。そして、一国の力でコントロールすることもできません。それが『リブラ』などとの大きな違いであり、つまり、ビットコインに関してはどういった形であれ今後も残り続けるものと思われます。しかし、送金や決済に用いられるようになるかというと、少なくともすぐには難しいといわざるを得ません。最初に想定されていたものとは違った形かもしれませんが、まずは金融商品として受け入れられる必要があるのではないかとみています。その意味でも今回の調査は依然として仮想通貨(暗号資産)が受け入れられていない現状を示すものではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σから調整の動きが意識されて下落しバンドの中心線を抜けています。このままバンドの-2σまで下落するかどうかに注目が集まります。昨日は10000ドル割れの水準で買い戻しの動きがみられましたが、10000ドルは下値として意識されそうです。そこを再度割り込んだ場合はバンドの-2σである9060ドル前後の水準が意識されるでしょう。逆に昨日の戻り基調がそのまま維持された場合はバンドの中心線である10790ドル前後の水準が意識されるでしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンド+2σから調整の動きが意識されて下落し、バンドの中心線を抜けて下落しています。昨日は結局持ち直していますが、流れとしてはバンドの-2σまで下落してもおかしくないでしょう。バンドの+2σが横ばいへと変化しており、トレンドが見えにくくなっています。バンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動く可能性もありそうですので、その点は意識しておいたほうが良いでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kは下落基調で下値圏に入ったものの、そこから押し戻す動きです。このまま上昇の流れが継続するかどうかに注目です。一方、%Dは下落基調を維持しています。売り優勢の流れが意識されており、上値の重さが意識されそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σを意識してのバンドウォークが展開されていましたが、ここにきて押し戻す動きです。バンドの+2σが上昇基調から下落に転じており、バンドの±2σが下落基調となっています。トレンドそのものは下向きですが、一時的には調整の動きが入りやすくなっています。バンドの中心線まで持ち直して再度下落といった動きになる可能性が高いのではないでしょうか。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスからの上昇です。まだ上値余地は残っており、買いの流れが継続する可能性が高そうです。やはりバンドの中心線までは買いの流れが継続するのではないかとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12520ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
10790ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10370ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9090ドル:7月17日の安値水準
9060ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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