ウォルマート発行コインの戦略は?(19/8/19)

米小売大手のウォルマートは、独自の仮想通貨(暗号資産)の発行を検討していることが明らかになりました。

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ウォルマート発行コインの戦略は?(19/8/19)

ウォルマート発行コインの戦略は?

仮想通貨(暗号資産)市場は上昇しています。14時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.9%の上昇、イーサリアムは4.2%の上昇、リップルは5.3%の上昇となっています。

米小売大手のウォルマートは、独自の仮想通貨(暗号資産)の発行を検討していることが明らかになりました。
PTO(米国特許商標庁)に提出された特許出願願書によると、仮称ウォルマートコインは標準通貨にひもづいているようで、フェイスブックのリブラ同様に、米ドルに連動するステーブルコインになるようです。

ウォルマートは1962年にスタートした米国のスーパーマーケット、ディスカウントストアで世界15カ国に進出し、日本でも西友を子会社化して事業展開をしています。
2018年の売上高は5003億ドル、純利益は98億ドルとなっている巨大な小売チェーンです。

ウォルマートは実店舗だけではなく、EC事業も展開してアマゾンと激しく競争し続けています。
ウォルマートはモバイルアプリを使って退店時にQRコードをかざして決済完了させるスキャン・アンド・ゴーや過去の購入履歴をAIが学習し、ショッピングリストをスマホ上に自動的に提案するサービスを展開しています。

ウォルマートコインには銀行口座を持たない層がコインを利用することで、貯蓄、消費、法定通貨との交換などのサービスを提供できるようにする狙いがあるようです。
日本でも小売業でクレジットカードやポイントカードを利用した顧客囲い込みのシステムが盛んに導入されつつありますが、ウォルマートコインは銀行口座と結びつける必要がないのが画期的なところです。

米国では日本よりも銀行口座の開設が難しく、ウォルマートコインを発行することで銀行口座を持てない層を取り込み、コインを利用して金融業なども展開していこうという目論見があるようです。

ECを出発点とするアマゾンと、実店舗を持っていることを強みとするウォルマートがそれぞれの強みを生かしてコイン、EC事業、金融業などを複合した事業を拡大していく流れは今後も継続していくでしょう。両社の戦いからは目が離せそうにありません。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY時間足

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。

15日に1,005,000円まで下落したビットコインは17日に1,121,000円まで反発しましたが、1,120,000円付近がレジスタンスになっています。
一目均衡表の基準線が1,095,000円、雲の下限が1,078,000円付近に位置しており、このレベルがサポートとして機能しています。
このレベルが維持され112万円付近のレジスタンスを上抜けできれば115万円付近への反発が期待できます。
しかし107万円付近のサポートを下抜けした場合は再び104万円付近(16日の安値)への下落の可能性が高いと思われます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,495,000 直近高値
1,121,000 17日高値
1,105,500 現在値
1,101,600 一目転換線
1,095,000 一目基準線
1,084,000一目雲の上限
1,078,000 一目雲の下限
1,064,000 18日安値
1,005000 15日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,170,600 60日移動平均線
1,162,000 20日移動平均線
1,151,300 一目雲の上限
1,150,600 一目基準線
1,147,000 一目雲の下限
1,113,000 一目転換線
1,105,500 現在値
1,097,500 5日移動平均線
995,000 7月28日安値
981,000 7月17日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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