リブラ、EUも反競争問題で調査(19/8/21)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しています。

関連通貨:

リブラ、EUも反競争問題で調査(19/8/21)

リブラ、EUも反競争問題で調査

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10726.0ドル(+0.26%)
イーサリアム:196.14ドル(-1.04%)
リップル:0.27336ドル(-1.49%)
ビットコインキャッシュ:314.17ドル(-1.85%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが小幅に上昇しています。ただ、24時間ベースでの上昇であり、日足では下落する展開となっています。その他のコインは軟調地合いであり、全体的に売り圧力が意識される流れということができそうです。大きな動きではなく、様子見ムードが強まる展開ということができそうです。昨日も指摘した通り、現状の地合いは様子見ムードが強く意識される局面であり、方向感の見えにくい流れということができそうです。

さて、昨日一部報道で『フェイスブックのリブラ、EUが反競争問題で調査』といったニュースが流れました。リブラに関しては米国の議会で厳しく追及されましたが、EUもリブラに対して厳しい視線を送っている状況ということができるでしょう。リブラに関しては個人的には悲観的にみていますが、市場の期待が大きいことも事実です。

とはいえ、フェイスブックのプライバシー保護などに対する信用がない状況で、リブラが承認されていく可能性は極めて低く、はっきり言ってしまえば期待すべきではないでしょう。ビットコインなどと違い、『フェイスブックのリブラ』という立ち位置も状況を困難なものにしています。つまり、グローバル通貨を一企業(様々な企業が参画しているとはいえ)が発行という状況を各国地域は承認できないでしょう。一方、ビットコインなどは非中央集権的であり、議論の余地があるというところではないでしょうか。

これは今後、一企業が通貨を発行するといった流れとなった時に必ず考える必要のある流れではないでしょうか。企業の規模が大きければ大きいほど警戒感を高めるでしょう。しっかりとした規制ができていない状況下において、当局としても安易に承認できるはずもないでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-1σ付近から持ち直し、中心線まで上昇したもののそこで抑えられる流れとなっています。上値としてバンドの中心線である11010ドル前後の水準が意識される一方、バンドの-2σである9750ドル前後の水準が下値として意識されることになりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-1σで支えられて持ち直し、バンドの中心線まで到達したものの、そこで抑えられる動きです。上値の重さが意識される中でバンドの-2σまで下落する可能性が高そうです。バンド幅は緩やかに縮小傾向であり、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われます。ただ、まだバンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところであり、レンジ圏での動きが意識されそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは上昇基調が腰折れしています。ここから下落基調を強めるのか、再度上昇となるのかで流れが変わりそうです。一方、%Dは上昇基調を継続しています。底堅い動きが意識されそうで、目先はまだしっかりとした流れとなるのではないでしょうか。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落して目先は+1σを意識しての動きが展開されています。やや下げ渋っているものの上値の重さが意識されており、このままバンドの中心線まで下落する可能性も高そうです。バンドの±2σは上昇基調であり、トレンドそのものは上向きです。ただ、大きな動きにはなりにそうで、徐々に方向感の見えにくい展開となりそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏から下落しての動きです。デットクロスからの下落であり、売り圧力が意識される状況です。下落の勢いは弱いので、ここからの方向感には注意が必要ですが、やはりバンドの中心線までは下落する可能性が高そうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12260ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11010ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10730ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9750ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

関連記事

ページトップへ戻る