仮想通貨(暗号資産)と電子マネー(19/8/22)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。

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仮想通貨(暗号資産)と電子マネー(19/8/22)

仮想通貨(暗号資産)と電子マネー

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10185.0ドル(-5.12%)
イーサリアム:185.93ドル(-5.31%)
リップル:0.26530ドル(-3.19%)
ビットコインキャッシュ:301.00ドル(-4.40%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが大きく下落しての推移です。一時10000ドルを割り込むなど、売りの流れが強まっています。その他のコインも大きく下落しており、警戒感が強まっています。ビットコインに関しては10000ドルが下値として意識されており、10000ドルを割り込む動きがみられた場合に押し目買いが入っています。今回もその動きがみられており、ここから持ち直すことができるかがポイントです。逆に10000ドルを割り込む水準が継続した場合、手じまい売りが加速する可能性もあるので、その点は注意が必要でしょう。

さて、少し前の話になるのですが、ビットフライヤーがTポイントでビットコインを購入できるサービスを開始したというニュースが注目されました。100Tポイントで85円分のビットコインを購入することができるようです。そして、それとは逆の動きとしてデジタル通貨取引サービスを提供するディーカレットが手持ちのデジタル通貨を電子マネーに交換して決済に利用できるサービスの提供を開始しました。

現状において、ビットコインであっても国内ではビックカメラなど対応店舗が限られており、通貨としての利用を考えるうえでは使い勝手が良いとは言い難い状況でした。しかし、ビットコインを電子マネー(ディーカレットではauWALLET、楽天Edy、nanaco)に転換することができれば、使い勝手は飛躍的に向上するでしょう。その他の電子マネーもこの流れに追随する可能性もあり、ビットコインの利用を補完する可能性はありそうです。

こうした動きにより、仮想通貨(暗号資産)の利用が間接的ではあるものの拡大するのではないかといった期待があります。個人的にもこういった動きが利用者の利便性を高めると考えています。特に現状で仮想通貨(暗号資産)取引を行っている層からすれば、それを電子マネーに変換して買い物ができるというのはメリットがあるかもしれません。

しかし、その一方で大きな問題があることも事実です。それは仮想通貨(暗号資産)の値動きの荒さです。昨日も1時間で300ドル変動した時間帯がありましたが、これは利用する側とすれば大きなリスクです。電子マネーというクッションをおくのでそういった懸念は多少和らぐとは思いますが、これによって新規のビットコイン利用者を開拓できるかというと疑問を抱いています。

確かに仮想通貨(暗号資産)を直接使うよりも電子マネーを介在したほうが使い勝手は良くなるものと思われます。しかし、そもそも現状において仮想通貨(暗号資産)を通貨として用いる動きそのものが非常に限定的であり、それをさらに電子マネーに変換してといった動きが拡大していくのかはは疑問を感じます。今のところ、仮想通貨(暗号資産)は投資などで用いられるものであり、通貨としての役割を期待するのは難しいのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線で抑えられてバンドの‐2σを目指して下落しています。このままバンドの‐2σまで下落する可能性は高いでしょう。とりあえずはバンドの中心線と‐2σで挟まれたレンジを動いており、11000ドル前後の水準と9720ドル前後の水準が節目として意識されそうです。また、10000ドルは上述の通り意識されているので、そこも注視しておきたい水準です。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で抑えられて下落しており、このままバンドの‐2σまで下落する可能性が高まっています。そこで支えられるかどうかに注目ですが、バンドの+2σは横ばいであり、バンド幅もそこまで狭まっていません。バンドの‐2σでは支えられるのではないかとみています。ただ、+2σが上昇に転じた場合はバンドブレイクからバンドウォークといった展開となる可能性もありますので、その点は注意が必要でしょう。

またストキャスティクスを見ると、%Kは上昇基調が腰折れして下落の勢いが強まっています。このまま下落基調を維持すれば売りの流れが継続するでしょう。一方、%Dは上昇の流れから腰折れ気配です。下落の勢いは弱いものの、基調の転換が意識されており、ここからの方向感に注意が必要でしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落し一気に中心線を抜けて下落しています。バンドの‐2σで支えられる動きとなっており、ここからバンドの中心線に向けて上昇といった動きとなりそうです。バンド幅は拡大していますが、ここからバンドブレイク、そしてバンドウォークといった展開にはなりにくいでしょう。流れとしてはバンドの+2σが下落に転じ、下落トレンドが形成されるのではないかとみています。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下値圏での動きからゴールデンクロスとなり上昇しています。%Kは下値圏から外れており、このまま上昇基調を維持することができるかがポイントとなりそうです。目先は買い優勢の流れであり、バンドの中心線まで押し戻す可能性も十分にあるとみています。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12280ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
11000ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10190ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9720ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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