ビットコインと米2年債利回り(その3)(19/8/26)

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値の重い展開となっています。

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ビットコインと米2年債利回り(その3)(19/8/26)

ビットコインと米2年債利回り

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10006.8ドル(-0.97%)
イーサリアム:184.51ドル(-2.37%)
リップル:0.26772ドル(-1.54%)
ビットコインキャッシュ:302.36ドル(-1.55%)

【概況】

先週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが上値の重い展開となっています。10000ドルが意識されての動きであり、現状はとりあえず10000ドルで支えられているといった展開です。その他のコインも全体的に軟調地合いが意識されています。米中貿易摩擦に対する警戒感から一時的に持ち直す場面もありましたが、結局いってこいとなっています。上値の重さが意識される中で10000ドルを今後も維持できるかに注目が集まりそうです。

さて、今日はビットコインと米2年債利回りの分析を行っていきます。これも3回目となりますが、お付き合いいただければと思います。前回7月22日に『ビットコインと米2年債利回りは中長期的に見れば逆相関の関係にある』と話しました。そこから約1か月ほど経過したわけですが、依然として米国債利回りの低下とビットコインの底堅い動きがリンクしているように見えるところです。もちろん、日々の動きを詳細にみていくとはっきりしているわけではないのですが、7月22日から米国債利回りが堅調地合いを見せたタイミングでビットコインは10000ドルを割り込んでおり、米国債利回りの上値が抑えられたことでビットコインが上昇するといった動きを見せています。ただ、ビットコインのほうが反応が早いようにも見受けられるので、その点は注意が必要でしょう。

ビットコインと米2年債利回り

ビットコインと米2年債利回り

それでは、今後の展開を考えてみましょう。先週末、米中貿易摩擦に対する警戒感が高まったことで米国債利回りは大きく低下する流れとなっています。リスク回避的な動きが強まり、債券に対する買い意欲が強まる流れです。さらに先週は一時米2年債利回りと10年債利回りの格差が逆転するといった事態も発生するなど、市場には懸念が強まっています。こうした動きがさらに強まった場合は米2年債利回りの低下の流れが意識されるでしょう。

さらに9月のFOMCにおいて追加の利下げが行われるのではないかといった見方が強まっています。米金融当局関係者の話は賛成反対まちまちといった感じにも見えますし、最終的には経済データ次第といった姿勢であるとは思われますが、パウエル議長も利下げの方向に傾いてきています。となると、金利の先行きに関しては上値の重さが意識されるのではないでしょうか。となると、ビットコインには買い圧力が強まりやすくなるということになりそうです。

それでは、今後の展開を考えてみましょう。先週末、米中貿易摩擦に対する警戒感が高まったことで米国債利回りは大きく低下する流れとなっています。リスク回避的な動きが強まり、債券に対する買い意欲が強まる流れです。さらに先週は一時米2年債利回りと10年債利回りの格差が逆転するといった事態も発生するなど、市場には懸念が強まっています。こうした動きがさらに強まった場合は米2年債利回りの低下の流れが意識されるでしょう。

さらに9月のFOMCにおいて追加の利下げが行われるのではないかといった見方が強まっています。米金融当局関係者の話は賛成反対まちまちといった感じにも見えますし、最終的には経済データ次第といった姿勢であるとは思われますが、パウエル議長も利下げの方向に傾いてきています。となると、金利の先行きに関しては上値の重さが意識されるのではないでしょうか。となると、ビットコインには買い圧力が強まりやすくなるということになりそうです。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いています。現状バンドの中心線は10830ドル前後、-2σは9440ドル前後の水準です。そして、節目として意識されている価格としては10000ドルということになるでしょう。10000ドルで支えられるのであれば先行きに対する警戒感は和らぎそうですが、ここを割り込んで下値拡大といった動きになった場合、手仕舞い売りなどが意識される可能性があるだけに、特に注意すべきポイントとなりそうです。

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で抑えられて下落している状況です。-1σが意識されており、ここで支えられるかどうかは重要でしょう。ただ、バンドの上限が横ばいから下落に転じており、バンドの±2σが下落する流れとなっています。トレンドそのものが下向きという流れであり、一時的に押し戻す可能性はあるものの、上値の重さが意識されやすいでしょう。-2σまで下落してもおかしくないことから、先行きに対する警戒感は強まりそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは下落基調が意識されています。一時持ち直す動きを見せましたが、再度下値圏を目指しての動きです。一方、%Dは横ばいでの推移です。これの方向感に注目ではありますが、水準としては上値の重さがを意識させるところといえそうです。

今日は週初ですので、週足分析を行っていこうと思います。

ビットコインの週足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σからの調整の流れが継続しており、バンドの中心線を目指して上値の重い展開を続けています。バンドの+2σはじり安基調へと転じており、バンド幅は縮小傾向です。先行きに関しては徐々に方向感が見えにくくなっていきそうです。目先はバンドの中心線を意識しての動きとなりそうで、まだ下値余地が残っているといえそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスからの下落です。売り優勢の展開が継続していますが、まだ下値余地を残しており、このまま下げ幅を拡大する可能性も十分にあるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12210ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
12000ドル:心理的な節目
10830ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10010ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9450ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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