仮想通貨(暗号資産)は基軸通貨となれるか?(8/26)

カーニーBOE総裁は、ドルが世界経済の安定性を損なっているとし、各国がドルに変わる独自の基軸通貨に向けて団結する必要があると発言しました。

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仮想通貨(暗号資産)は基軸通貨となれるか?(8/26)

仮想通貨(暗号資産)は基軸通貨となれるか?

仮想通貨(暗号資産)は上昇しています。14時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは3.5%、イーサリアムは1.2%、リップルは2%の上昇となっています。

先週は米国のワイオミング州ジャクソンホールでのシンポジウムが開催され、世界中の中央銀行関係者が招待されました。9月の利下げ期待が高まっており、FRBのパウエル議長の発言には宿敵トランプ大統領はじめ世界中が注目していました。

仮想通貨(暗号資産)市場では、カーニーBOE総裁の発言に注目が集まりました。
カーニーBOE総裁は、ドルが世界経済の安定性を損なっているとし、各国がドルに変わる独自の基軸通貨に向けて団結する必要があると発言しました。

あまり話題になっていませんが、これはかなりサプライズな発言です。もともと基軸通貨ドルに対する反発ありながら、それに対抗できないという状況が続いていますが、主要な中央銀行の総裁からこれほどはっきりした発言があるのは驚きです。

これまでも中国やロシアなど米国との関係があまり良好でない国々が自国通貨建ての貿易取引を増やしてドルの影響を減らそうという動きはありました。しかし主要中央銀行の総裁から、ドルの基軸通貨としての地位に疑問を投げかける発言はあまり聞いたことがありません。

カーニーBOE総裁はドルに匹敵する基軸通貨の候補としては中国人民元が最も可能性が高いと思われるが、そうなるまでにはまだ時間がかかる。最善の解決策は技術によってもたらされるシステムの多様化だと指摘しました。人民元のようなほかの国の通貨に基軸通貨が変わるより、リブラのようなデジタル通貨によって取って代わられるほうがよいとも述べました。

ドルの基軸通貨に対する懸念をここまではっきり述べるとともに、その代わりにデジタル通貨を基軸通貨にすえるほうがよいという発言はかなり先進的な発言と思われます。
ドルの基軸通貨に対する懸念はこれまでも出ていましたが、それはユーロなどがドルに取って代わるという流れの主張でした。
今回のカーニー総裁の発言は仮想通貨(暗号資産)市場にとってはかなりポジティブな発言ではないかと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY時間足、一目均衡表、MACD

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。

1,047,000円付近まで下落していたビットコインは一時1,120,000円付近まで反発後に1,082,600円付近で推移しています。
短期的には一目均衡表の雲の上限が1,083,600円、下限が1,068,400円付近に位置しており、このレベルがサポートとして機能しています。
ここを下抜けしても100万円付近が何度もサポートされていますから100~112万円のレンジが継続中を思われます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,120,000 直近高値
1,082,600 現在値
1,083,600 一目基準線、転換線
1,083,600 一目雲の上限
1,089,300 本日の高値
1,068,400 一目雲の下限
1,047,000 本日安値
1,005,000 15日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,157,600 一目雲の上限
1,157,400 60日移動平均線
1.155,500 一目基準線
1,139,200 20日移動平均線
1,130,500 一目雲の下限
1,103,900 一目転換線
1,082,600 現在値
1,07,8000 5日移動平均線
995,000 7月28日安値
981,000 7月17日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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