ビットコイン一強(19/8/30)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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ビットコイン一強(19/8/30)

ビットコイン一強

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9559.0ドル(-1.23%)
イーサリアム:169.53ドル(-1.20%)
リップル:0.25823ドル(+1.84%)
ビットコインキャッシュ:279.93ドル(-3.71%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。売りの流れが継続しており、先行きに対する警戒感が強まっています。その他のコインはリップルがプラス圏で推移していますが、全体的には見れば上値の重さが意識されています。ビットコインが下値を拡大する中で、その他のコインもつれ安基調といった展開となっています。結局昨日の急落に関してははっきりとした材料が見出しにくいところですが、材料がなんであったにせよ、ビットコインが10000ドルを割り込み、そして戻りの動きがみられていないという点を意識しておく必要があるでしょう。

さて、ビットコインに関しては10000ドルを割り込んだことで警戒感が強まっていますが、過去の価格から見ると、次は9100ドルが意識されるところかと思われます。そして、ここを抜けた場合は懸念がかなり強まるのではないかと思われます。下値も見えにくくなります。その意味でもここからの動きには細心の注意を払いたい局面です。

個人的にはビットコインに関して、楽観的な見方をしています。Bakktの動きなどから考えても、期待が膨らむところではあります。ただ、ビットコインETFの最終期限が迫ってくる中で、警戒すべき材料があることも事実です。荒っぽい動きがみられる中で、ビットコインETFが承認されない可能性は比較的高いのではないかとみており、それが市場にとってネガティブインパクトを与える可能性は十分に認識しておくべきでしょう。

仮想通貨(暗号資産)市場全体を見渡せば、ビットコイン一強の状況がしばらくは続くのではないでしょうか。ビットコインドミナンスの動きを見ても、市場のビットコインに対する信用の高さがうかがえます。というよりもビットコイン以外のコインに対する信用の低さといったほうが正解かもしれません。現状において、仮想通貨(暗号資産)は投資の対象という認識が一般的であり、ビットコインとイーサリアムの違いはどこにあるのか、といったことは大きな問題とはなっていないように思われます。イーサリアムにはビットコインにはない優れた特徴(スマートコントラクトの実装など)があるのですが、実際にこのメリットを活かすことがほとんどできていません。ただ単に投資対象としての仮想通貨(暗号資産)の一つという認識となっている点がビットコイン一強の状況を作り出しているといえるでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線と-2σで挟まれたレンジを動いています。目先は売り圧力が強まり、バンドの-2σを意識しての動きです。現状はバンドの中心線である10450ドル前後の水準と-2σである9400ドル前後の水準が意識されることになりそうです。ここまで意識された10000ドルも節目として意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線で抑えられて売り圧力が強まり、バンドの-2σを意識しての動きです。バンドの+2σが下落しているので、バンドブレイクからバンドウォークとなって下値を拡大といった展開にはなりにくいものと思われますが、トレンドそのものは下向きとなる可能性は高そうで、一時的に-2σで支えられても戻り売り優勢といった展開となるのではないでしょうか。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがデットクロスから下落しています。%Kは下値圏での推移で、売り圧力が意識される状況です。%Dも下落の勢いを強めており、そろそろ下値圏に入っていきそうです。売り優勢の局面はしばらく続きそうです。

ビットコインの4時間のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをバンドウォークする展開から目先は小幅に持ち直しています。バンドの+2σが下落に転じており、トレンドそのものは下向きながら、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくい形となっています。バンドの中心線まで押し戻す可能性は十分にあるでしょう。ただ、そこでは戻り売りに上値を抑えられるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはゴールデンクロスから上昇基調です。ただ、上昇の勢いは弱く、ここからの展開に注目といったところでしょう。上昇基調を維持できれば買いの流れはまだしばらくは続くのではないかと思われます。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
11500ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10450ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目

9560ドル:現在値

9400ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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