方針転換(19/9/4)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての推移です。

関連通貨:

 方針転換(19/9/4)

方針転換

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10717.5ドル(+3.02%)
イーサリアム:180.27ドル(+0.85%)
リップル:0.26388ドル(+0.56%)
ビットコインキャッシュ:301.53ドル(+2.73%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが続伸しての推移です。その他のコインも上昇しており、買いの流れが継続しています。流れとしてはビットコインの上昇幅がその他のコインと比べて大きく、依然としてビットコイン主導での展開ということができそうです。

さて、VanEck証券とSolidXマネージメントLLCがヘッジファンドや投資銀行などの大手機関投資家向けにビットコインETFに類似した金融商品を販売する予定といった報道が流れています。両社は以前にビットコインETFの提供に関する申請をSECに行ったものの、承認されずに終わっていました。そして、今回はSECに認められた範囲での販売となる模様で、合法的に販売することができるようです。

ビットコインETFに関しては10月まで承認を巡る判断が延期されている状況ですが、これまでの経緯を見る限り、承認される可能性は低いとみていることについては以前にもここで述べた通りです。そして、今回の大手機関投資家向けにビットコイン商品を販売するという流れはビットコインETF承認がしばらくは難しいという判断のもとで行われた動きということができるでしょう。承認される可能性の低いビットコインETFは取りあえず保留し、合法的に販売できる商品を使って顧客を獲得していく方向へと転換したということになるでしょう。

現状において、機関投資家のビットコインに対する関心は高まっているものと思われます。その一方でETFが承認されないといった状況などが参入を阻む障壁となっていたことも事実です。そうした中で今回の商品が販売されることで大手機関投資家が仮想通貨(暗号資産)市場に参入しやすくなるのであれば、今後の仮想通貨(暗号資産)市場全体に与えるインパクトは大きなものとなるでしょう。

ただ、その一方でビットコインETFに関しては期待感がしぼむ展開となったことも事実でしょう。VanEck証券とSolidXマネージメントLLCは現実的な路線へと舵を切ったものと思われますが、ビットコインETFが承認されないということになれば、一時的かもしれませんが失望売りが意識される展開を頭に入れておいたほうが良いでしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから持ち直し、そのままバンドの中心線を抜けて上昇しています。10000ドルの節目を抜けたことで、ここから買いの流れが強まる可能性もあるでしょう。このままバンドの+2σである10960ドル前後の水準まで上昇する可能性はありそうです。一方、調整が入るとしたらバンドの中心線である10190ドル前後の水準となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを目指して上昇する動きです。このままバンドの+2σまでは上昇する可能性が高いのではないかとみています。そこからバンドブレイク、そしてバンドウォークとなるかはバンドの-2σの方向感次第ということになりそうで、バンドの-2σが下落に転じてバンド幅の拡大基調が強まればバンドウォークとなるでしょう。ただ、現状ではそういった動きにはならずにバンドの+2σで抑えられるのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dがゴールデンクロスから上昇しての動きです。%Kは高値圏に入っており、ここからの方向感に注目です。高値圏での動きを維持した場合は買いの流れが継続するでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σをブレイクしてバンドウォークが維持されています。ただ、バンドの-2σが下落からじり高へと転じており、バンドの±2σが上昇といった動きになりつつあります。こうした動きとなった場合はトレンドそのものは上向きながら、調整の動きを入れながら上値を拡大するといった流れとなりやすい形です。一時的には調整の動きが入ってもおかしくない展開といえそうです。ただ、押し目買いが意識されやすく、下値は堅いでしょう。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは高値圏での推移です。一時的に天井打ちから下落といった場面もありましたが、目先は買いの流れが継続しています。特に%Kの動きに注意しながらではありますが、安易な売りはリスクが高いでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10960ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10720ドル:現在値

10190ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9430ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

関連記事

ページトップへ戻る