ビットコイン、ドル、ゴールドの関係(19/9/4)

8月20日の戻り高値1,168,000円付近には一目均衡表の雲の下限も位置しており、短期的なレジスタンスとして機能しています。

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ビットコイン、ドル、ゴールドの関係(19/9/4)

ビットコイン、ドル、ゴールドの関係

仮想通貨市場は小幅な動きになっています。11時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.9%の上昇、イーサリアムは0.4%の下落、リップルは0.1%の上昇になっています。

昨日はビットコインと資本の逃避について書きましたが、今日はドルとの関係について書きます。
ドルは基軸通貨で世界で一番流通している使い勝手のよい通貨です。ドルのいろいろな通貨に対する強弱を表す数値にドルインデックスがありますが、このドルインデックスは昨日は98.96と2017年以来の水準まで上昇しています。

米国の中央銀行のFRBが利下げしているのにドルは堅調に推移しているのは、世界的にリスクを回避する動きの中で新興国通貨が売られ資金が米国に向かっているためです。その中で最たるものが昨日書いたベネズエラやアルゼンチンです。新興国だけでなくユーロやオセアニア通貨に対してもドルは強くなっています。

このドルと逆相関関係になりやすいのがゴールドです。しかしゴールドもここのところ上昇していて、そうなるとドルよりもゴールドのほうが強いということになります。
これは先行き金融市場についてリスクを感じている投資家が、ゴールドに資金を振り向けているということです。
通常ドルとゴールドは逆相関になることも多いのですが、このようにドルもゴールドも上昇する場合は、既存の金融市場の株などから資金がシフトしている可能性があります。

そしてビットコインを見ると直近150万円から100万円割れまで下落しましたが、30万円台からの上昇は続いています。
時期的にはドルや、ゴールドが上昇している時期と一致しています。資本の逃避先としては債券、特に一番安全といわれる先進国の格付けの高い国債が一番有名です。ですから現在債券に資金が向かっていますが、それとともにゴールドやビットコンなどにも資金が向かっている傾向が顕著です。

ビットコインが上昇している理由はそれだけではありませんが、債券、ゴールドなどとともに資金の避難先としての機能が今回はある程度発揮されました。
債券市場の規模にはとても比べられませんが、せめてゴールド市場ほどの知名度と流動性の拡大があれば、さらに上昇の余地はあるのでないでしょうか。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

BTC/JPY時間足/一目均衡表/MACD

昨日1,140,800円付近まで上昇しましたがサポートされていた1,121,000円を下抜けして一時1,105,000円まで下落しました。
8月20日の戻り高値1,168,000円付近には一目均衡表の雲の下限も位置しており、短期的なレジスタンスとして機能しています。
昨日の押し目の1,090,000円付近が短期的なサポートレベルとして意識されます。ここが維持できれば109~114万円のレンジ継続と思われます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,120,000 直近高値
1,140,800 本日高値
1,121,500 一目転換線
1,115,700 一目基準線 
1,114,700 現在値
1,090,000 昨日上昇後安値
1,075,800 一目雲の上限
1,058,400 一目雲の下限
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,238,200 一目雲の上限
1,168,000 一目雲の下限
1,132,300 60日移動平均線
1,127,000 一目基準線
1,114,700 現在値
1,080,600 20日移動平均線
1,079,300 5日移動平均線
1,065,700 一目転換線
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値


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