相談件数の減少(19/9/5)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

関連通貨:

相談件数の減少(19/9/5)

相談件数の減少

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10635.0ドル(-0.66%)
イーサリアム:175.92ドル(-2.91%)
リップル:0.25873ドル(-1.67%)
ビットコインキャッシュ:296.00ドル(-2.50%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。ここまでの上昇に対する調整や、市場全体のリスク志向の動き、さらには英国で合意なき離脱に対する警戒感が和らいだことなども意識されている可能性はありそうです。その他のコインも下落しています。下げ幅はビットコインのほうが小さい点は意識しておいたほうが良いかもしれません。

さて、金融庁が今年の4-6月期の仮想通貨(暗号資産)に関する相談件数が80件減少して494件となったと発表しています。これだけ見ると減少したとはいえ3か月で500件近い相談というのは多いように思われるかもしれませんが、例えば行政に対する要望等が59件といったように、仮想通貨(暗号資産)に対するすべての相談が含まれており、不適正な行為に分類された相談は2件にすぎず、その点は注意しておくべきでしょう。

今回の統計は『「金融サービス利用者相談室」における相談等の受付状況等』というもので、仮想通貨(暗号資産)だけでなく、保険商品や投資商品などの相談件数も公表されています。これを見ると、『金融行政一般・その他』が倍以上の増加となっていますが、その他はそこまで大きな変化は見られません。ただ、全体的に見れば増加している分野が多くなっています。

仮想通貨(暗号資産)の相談の減少に関しては業者の努力や改正資金決済法などの成立によるものという肯定的な評価も可能でしょう。その一方で、仮想通貨(暗号資産)に対する興味・関心が薄れてきているのではないか、との懸念もあります。特に、こういった相談をすると思われる一般の投資家の関心が薄れてきている可能性は警戒すべき状況でしょう。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの-2σから持ち直し、そのままバンドの中心線を抜けて上昇しています。バンドの+2σである10980ドルを目指す動きではありますが、そこをブレイクする可能性は低いとみており、バンドの中心線である10200ドル前後の水準まで押し戻されるのではないでしょうか。レンジ圏での動きとなりやすいとみています。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを目指して上昇する動きです。昨日は上値の重い展開となりましたが、一時的にはバンドの+2σまで上昇する可能性は高いとみています。ただ、バンドの-2σが横ばいでの動きであり、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかは不透明です。流れとしてはバンドの+2σと中心線で挟まれたレンジを動くのではないかとみています。

またストキャスティクスを見ると、%Kは高値圏での推移で、目先は横ばいからじり安基調となっています。ここから下落の勢いが強まるといった展開となれば、調整の動きが意識されるでしょう。一方、%Dは上昇基調でそろそろ高値圏に入りそうです。底堅い動きが意識される状況ではありますが、%Kの下落に合わせる形で%Dも下落となる可能性もあるだけに、警戒はしておきたい局面でしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入ったものの、中心線には届かずに持ち直しています。ただ、目先はバンドの+2σまで届かずに上値の重い展開となっており、狭いレンジでの動きとなる可能性もあるでしょう。バンドの+2σが上昇から横ばいへと転じており、このまま下落となればバンド幅の縮小が意識されてしばらくは方向感の見えにくい展開となるでしょう。

ストキャスティクスで見ると%Kは天井打ちから下落する流れで高値圏から外れてきています。このまま下落基調が維持されれば売り優勢の展開となるでしょう。一方、%Dは横ばいです。ただ、下落の流れが意識されていただけに、ここから下落となる可能性はありそうです。目先の形が悪化しており、特に%Dの方向感には注意しておきたい状況です。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10980ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10640ドル:現在値

10200ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9430ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

関連記事

ページトップへ戻る