仮想通貨(暗号資産)の価値(19/9/6)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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仮想通貨(暗号資産)の価値(19/9/6)

仮想通貨(暗号資産)の価値

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10519.7ドル(-1.46%)
イーサリアム:172.10ドル(-2.26%)
リップル:0.25437ドル(-2.10%)
ビットコインキャッシュ:287.90ドル(-2.68%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。ここ最近の上昇に対する調整の動きが継続されたことや、米国債利回りの大幅上昇などに対する警戒感などが意識されているようです。その他のコインも下落しています。下落幅はその他のコインのほうが大きいことは依然として注意すべき点でしょう。安全資産として意識されているという見方に関しては個人的にはまだ疑問を抱いているところではありますが、実際問題として特に材料がない時はそういった動きを見せていることも事実ですので、その点は頭に入れておいたほうが良いでしょう。

さて、今回はテザーについて少し見ていきたいと思います。テザーはドルとペッグをしているステーブルコインの代表的なものということができるでしょう。テザーは発行額と同額の米ドルを準備金としてTether社が蓄えているとされています。これに関しては本当に同額の米ドルを保有しているのか、という点に幾度となく疑問が投げかけられていました。そして、今年の5月にTether社の弁護士がテザーの3/4程度しか米ドルで裏付けられていないと供述しています。ただ、ビットコインなどにも投資をしており、問題はないといった主張をしていました。

これに関して、テザーのウィリアム・クイグリー共同経営者は「テザーが現実にドルと紐づけられているかは重要ではなく、多くの人がテザーがドルと同等とみなしていればよい。そしてそれが今起こっている状況」といった発言をしています。これは考えさせられる発言ではないかと思います。

これまでのテザーの価値はドルと紐づけされている点に由来していました。これはいわゆる『金本位制』と同じ考え方といえるでしょう。しかし、現実的に考えれば完全にテザーとドルを紐づけするのは困難であり、そしてそれは重要ではないと明言しているわけです。

実際、多くの人がテザーがドルと同等とみなすという状況になればTether社が完全に米ドルで裏付けをする必要はないといえるでしょう。そして、今後そういった動きが強まっていく可能性は十分にあるでしょう。通貨の価値とは信用によって成り立っている側面が強いため、ある意味では当然の流れということができるかもしれません。これは円であってもドルであっても同じことです。

しかし、現状においてそこまでの信用があるのか、という点に疑問が残ることも事実です。信用がないからこそ米ドルと紐づけをしていたわけで、実はそれが嘘でした、ということになればテザーの先行きに警戒感を生じさせるでしょう。現状においてはその他の資産なども考慮すれば問題は生じないのではないかといった思惑もあるかと思いますが、注意深く流れを追っていくべきではないかと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σを目指す動きでしたが、現状は+2σに届かずに下落に転じています。再度上昇して+2σに到達という可能性もあるので、その点は注意です。ただ、レンジ圏での動きが意識されやすくなっており、+2σの10990ドル前後の水準と中心線である10210ドル前後の水準が意識されそうです。

仮想通貨(暗号資産)の価値

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σを目指して上昇していましたが、やや上値の重い展開となっています。このままバンドの中心線まで下落するかどうかに注目です。バンドの±2σはほぼ横ばいとなってきており、バンドの±2σで挟まれたレンジ圏での動きが意識される可能性が高まっています。方向感の見えにくい状況で、様子見ムードが強まっていきそうです。

またストキャスティクスを見ると、%Kは天井打ちから下落しており、高値圏から外れてきています。一方、中期線は上昇基調が維持されて高値圏に入っています。%Kが下落基調を維持するのかがまずは問題となりそうです。仮に下落基調を維持した場合は下値余地は十分にあるため、売り圧力が強まるでしょう。一方、%Dの方向感も意識しておきたいところで、高値圏での動きが維持できるかがポイントとなりそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから調整の動きが入り、一時持ち直す動きを見せたものの再度下落し、目先はバンドの中心線に到達しています。ここで支えられるか下抜けるかで流れが変わってきそうです。バンド幅は縮小傾向を強めており、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要でしょう。


ストキャスティクスで見ると%K、%Dがデットクロスから下落基調を強めている局面です。売り優勢の展開であり、まだ下値余地を残していることから売り優勢の流れが継続しているところです。この流れを見ると、バンドの-2σまで下落する可能性が高いようにも思われます。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10990ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10520ドル:現在値

10210ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9430ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準

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