ビットコインETFの承認に向けて進展?(19/9/10)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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ビットコインETFの承認に向けて進展?(19/9/10)

ビットコインETFの承認に向けて進展?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10261.0ドル(-1.00%)
イーサリアム:179.81ドル(-0.43%)
リップル:0.25803ドル(-0.61%)
ビットコインキャッシュ:304.26ドル(-0.09%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。その他のコインも上値の重い展開となっています。ただ、全体的に大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい状況です。

さて、昨日の文章の中で『グーグルやアマゾンなどのIT企業が今後、仮想通貨(暗号資産)を発行しようとする動きが出るかもしれないが、うまくいかないのではないか』といった趣旨のことを書きましたが、ツイッターのドーシーCEOがツイッター独自の仮想通貨(暗号資産)を発行する計画がないと述べているようです。その中で、非中央集権的なビットコインなどの通貨のほうが企業に管理されているリブラのような通貨よりも優れているとし、ビットコインのプロモーションに尽力する意向を示しています。

恐らくは独自の仮想通貨(暗号資産)を発行出来ればメリットは大きいものの、フェイスブックの公聴会を見る限り、承認されないといった考えなのでしょう。期待はしているものの、様子見といったところではないでしょうか。ただ、現状においてビットコインは通貨としてはまだ機能していないとも述べており、今後の展開に期待といったところのようです。

少し昨日の文章に付け加えさせていただきましたが、今回はビットコインETF承認に関し、クレイトンSEC委員長が「進展があるのは事実」と発言したことを取り上げたいと思います。これに関しては以前も述べましたが、10月の半ばに最終期限となります。今回の発言で期待感が若干高まったようにも思われますが、個人的には最終期限でビットコインETFが承認される可能性は限りなく低いとみています。クレイトン委員長も価格操作などの懸念を指摘していますが、現状の動きを見る限りその懸念が解消されているとは思えませんし、カストディーの問題なども残っています。延期される前と状況がそこまで変化したとはいえない局面で承認をする可能性は低いでしょう。

今回、最終期限で承認されないということになった場合、市場の期待感が高ければ仮想通貨(暗号資産)市場に対する売り圧力が強まることになるでしょう。ただ、9月4日の『方針転換』の中でお述べましたが、『VanEck証券とSolidXマネージメントLLCがヘッジファンドや投資銀行などの大手機関投資家向けにビットコインETFに類似した金融商品を販売』といった動きはすでに出てきており、今回承認されないという事態はほぼ織り込み済みではないかとみています。であれば、市場にも一時的には売りに抑えられる場面はあっても大きな混乱は生じないのではないでしょうか。逆に、万が一承認などということになれば、急上昇といった動きが展開されることが予想されるだけに、注意を要するといった局面かと思われます。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの+2σから中心線に向けて下落する展開です。流れとしてはバンドの中心線と±2σで挟まれたレンジを動く可能性が高まっています。それぞれ価格は+2σが10850ドル前後、中心線が10170ドル前後、-2σが9490ドル前後となっています。この3つの価格で支えられる、ブレイクするといった動きがみられた場合は大きな動きとなる可能性が出てくるため、注意が必要でしょう。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの中心線を意識しての動きです。目先は上値の重い展開ですが、中心線で支えられるかどうかが目先のポイントとなりそうです。バンド幅は縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていく状況です。ただ、まだ方向感は見えにくく、レンジ圏での動きが意識されそうです。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデットクロスからの下落基調が維持されており、売り優勢の展開です。まだ両線ともに下値余地を十分に残しているため、先行きに関しても上値の重い展開となる可能性は十分にあるでしょう。バンドの中心線を下抜ける展開も頭に入れて対応すべきでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σから持ち直したものの、バンドの中心線で抑えられて再度下落しています。バンドの-2σを目指す動きですが、ここで支えられるかに注目です。バンド幅が急激に狭まってきており、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの-2σをブレイクして下値を拡大といった動きになる可能性も十分にあるでしょう。そういった動きとなった場合は+2σの方向感に注意したいところです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dが上昇基調から下落に転じる動きです。売りが意識される状況で、ここからさらに下値を拡大する可能性もありそうです。下値余地を残しており、このまま下落基調を継続した場合、バンドの-2σをブレイクしてバンドウォークとなる可能性が高まるでしょう。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10850ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準

10260ドル:現在値

10170ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9490ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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