ビットコインETF承認の問題点(19/9/10)

14時時点での価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.25%の下落、イーサリアムは2%の上昇、リップルは0.83%の上昇となっています。

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ビットコインETF承認の問題点(19/9/10)

ビットコインETF承認の問題点

仮想通貨(暗号資産)はまちまちの動きになっています。14時時点での価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.25%の下落、イーサリアムは2%の上昇、リップルは0.83%の上昇となっています。

SEC(米証券取引委員会)のJay Clayton長官はCNBCとのインタビューでビットコインのETFの規制をクリアーする方向に進んでいるかという質問に対して、簡単に言えばそうだとのコメントをしました。
しかしETFの承認には懸念が残っている。その懸念は適格なカストディアンの存在と、未整備の取引所で価格操作が行われている点と指摘しました。

結局、以前から指摘されているこの2点の懸念の解決が無ければETFの承認は無いことが再度浮き彫りになりました。

機関投資家にとって一番重要なのは、顧客から預かった資産が保全されることです。ですからファンドや、投信などは運用会社以外の信託銀行などに資産を預けます。
米国のフィデリティなど大手の運用会社がカストディアン業務に進出していますが、SECはまだカストディアンの整備が不十分という認識なのでしょう。ただこの問題は時間とともに解決されるのではないかと思われます。

一方で価格操縦の件ですが、価格の透明性も重要な問題です。株式や取引所に上場されているものであれば取引所の価格が絶対で、また価格の透明性が担保されます。
取引所取引が主流ではないFXやデリバティブなどのOTCの場合でもインターバンク市場が存在し、そこの価格が一応スタンダードな参照値として利用されます。
ただデリバティブ商品や、流動性の低い債券などはマーケットメーカーの価格次第なので、伝統的な金融市場でも価格の透明性という意味では改善の余地はあります。

仮想通貨(暗号資産)は取引所が複数あり、ひとつの通貨でも価格が複数存在しますが、そのあたりも含めて価格の透明性と相場操縦を排除する仕組みが作れるか、こちらも時間がかかる問題だと思われます。

結局、長官のインタビューでは承認の方向に向かってはいるが、重要な問題の解決策にヒントは無く、承認には時間がかかる印象が残りました。

ビットコインETF承認の問題点

BTC/JPY時間足

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。

ビットコインは7日の安値1,093,000円付近を下抜けして、1,078,200円付近まで下落しましたが、そのレベルがサポートされ反発しています。

しかし一目均衡表の雲の位置する1,125,000円付近が戻り高値となり、その後は1,115,000円付近がレジスタンスになり1,103,500円付近で推移しています。
112万円付近が上抜け出来ないと108~112万円のレンジが継続しそうです。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,125,000 昨日高値
1,115,800 一目雲の上限
1,111,500 一目雲の下限 
1,106,200 一目雲転換線
1,103,500 現在値
1,101,500 一目雲転換線
1,078,200 昨日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,238,200 一目雲の上限
1,147,500 一目雲の下限
1,114,000 60日移動平均線
1,109,300 5日移動平均線
1,103,500 現在値
1,103,100 一目転換線
1,081,400 20日移動平均線
1,080,600 一目基準線
990,600 8月29日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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