ビットコインへの人気が集中(19/9/10)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

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ビットコインへの人気が集中(19/9/10)

ビットコインへの人気が集中

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:10073.9ドル(-2.19%)
イーサリアム:178.34ドル(-0.68%)
リップル:0.25565ドル(-0.92%)
ビットコインキャッシュ:302.56ドル(-0.53%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。その他のコインも上値の重い展開となっています。昨日はビットコインの下げ幅が大きくなり、ビットコインドミナンスが若干低下しています。ドミナンスは一時70%を超えましたが、そこから調整の動きが意識されている形となっています。VanEck社が機関投資家向けに販売を開始した『限定的なビットコインETF』とされている商品への投資額が4BTCに過ぎないといった話などが嫌気されている状況です。ビットコインは現状において割高といった指摘もあり、上値を抑えられています。ただ、こういった指摘に関しては逆に割安という人もいるので、慎重に見極めていきたいところです。

さて、ビットコインのハッシュレートが上昇し、そろそろ1億テラの大台を突破するのではないかといった見方が最近話題になっています。ハッシュレートとはマイニングが行われる際の採掘速度のことで、1秒あたりの計算回数を指します。このハッシュレートが高いということは1秒当たりの計算回数が多いことを意味しており、多くのマイナーがマイニングに参加している、もしくはPCの性能が向上しているということができます。多くのマイナーが参加することで51%攻撃などの危険性が低下することになります。

ビットコインは約10分間の間に計算が行われて一つの答えを探し出します。ハッシュレートの上昇は計算の難易度(Difficulty)も上昇させることとなり、今年に入ってから上昇の一途をたどっています。その一方でマイニング収入や手数料などはここにきて伸び悩んでいます。これはビットコインの価格がここにきて伸びを欠いていることなどが挙げられるでしょう。ハッシュレートが上昇しているにもかかわらず収入が増えないという事態はマイナーにとっては厳しい局面ということができるでしょう。

それでもビットコインのハッシュレートが上昇しているのは、ビットコインに対する信頼感とともに、その他のコインに対する先行き不透明感があるのではないでしょうか。つまり、マイナーの人気がビットコインに集中しているという事態が起こっているのではないでしょうか。これに関してはビットコインドミナンスの上昇なども意識すべきところでしょう。

ハッシュレートの上昇はビットコインの信頼の高まりであり、また注目度が高まることからビットコインの価格にとってポジティブ、といった意見もありますが、そういったことは一概には言えないのではないかとみています。現にここ最近のビットコインの上値の重い展開となっているときもハッシュレートは上値を拡大しています。現状のビットコインのハッシュレートの上昇はその他のコインとの兼ね合いもあるのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を下抜ける動きです。一時10000ドルを割り込むなど、売り圧力が強まっています。このまま-2σである9490ドル前後の水準まで下落する可能性が高いのではないかとみています。バンドの±2σが横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすいところです。節目としては+2σの10850ドル前後と中心線の10170ドル前後が戻りの節目となりそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの+2σから下落し、中心線を抜ける動きです。このまま-2σまで下落する可能性が高まっている点は注意が必要です。バンドの±2σが横ばいへと変化しており、レンジ圏での動きが意識されやすい状況です。ただ、バンド幅は比較的狭いので、バンドの+2σもしくは-2σでの動きには注意が必要です。とはいえ、目先はまだバンドの中心線を意識しており、大きな方向感は見えにくいところとなっています。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dはデットクロスからの下落基調が強まっています。このまま下落基調を維持すれば、バンドの下限まで下落といった動きとなりそうです。%K、%Dともに下値余地を十分に残しており、売りの流れが継続する可能性が高そうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線で抑えられてバンドの-2σをブレイクする動きです。バンドの+2σがじり高基調であり、バンド幅の拡大を伴いながらのバンドウォークが展開されています。ただ、バンドの+2σの上昇の勢いは弱く、これが横ばいから下落といった動きになった場合は一時的に買い戻しの動きも見られそうです。

ストキャスティクスで見ると%Kが下落して下値圏に入りましたが、目先は底打ちから上昇といった動きになっています。一方。%Dは下落基調を維持して下値圏に入っています。%Kの上昇基調が維持されるかどうかに注目ですが、一時的には買い戻しの動きが入ってもおかしくはないでしょう。ただ、まだ上値の重さは意識されそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10850ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10170ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

10070ドル:現在値

10000ドル:心理的な節目
9490ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

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