中国、香港問題は依然として変動要因(9/12)

12時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.4%の上昇、イーサリアムは1.3%の下落、リップルも1.3%の下落となっています。

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中国、香港問題は依然として変動要因(9/12)

中国、香港問題は依然として変動要因

仮想通貨(暗号資産)市場はまちまちな動きになっています。12時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは0.4%の上昇、イーサリアムは1.3%の下落、リップルも1.3%の下落となっています。

香港で9月11日から一帯一路サミットが無事に開催されました。香港では、香港政府が逃亡犯条例の改正案を撤回することを決定しましたが、香港人権・民主主義法案の早期可決を議会に求めてデモが続いています。香港情勢や米中の通商問題はリスク回避の要因になりますから、ゴールドと同じようにビットコインが避難先として役割を果たすのではないかと考えられます。逃避先として機能していたと考えると、一帯一路サミットの開催、またトランプ大統領が10月1日に予定していた対中関税の実施を10月15日に延長したことはリスク選好の流れとなり、ビットコインの下落要因になる可能性があります。

また、ビットコインは避難先だけではなく、資産の移動手段として使用されている可能性もあります。 中国では人民元による国際送金が規制されており、多額の資金の国際送金は難しい現状です。一方で香港は一国二制度の恩恵で、金融センターとして国際送金を含む資金移動は自由に行われています。しかし、中国がさまざまな圧力を香港にかけている現状では、資金の移動に関する規制もかかるのではないかという不安感から、香港以外へ資金を移動させる動きがあってもおかしくありません。そこでビットコインが資金移動に使用され、それによってビットコインの価格が上昇した要因になっている可能性があります。

国家のさまざまな危機的な局面で資産移動が起こることは珍しいことではありません。最近ではベネズエラやアルゼンチンの例もありますが、香港や中国の場合は資金規模がこれらの国々の比ではありません。香港の問題、米中の問題が続く限りは資金移動の需要はあり続け、このことがビットコインに影響を与えるものと思われます。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。
昨日1,063,000円まで下落したビットコインは1,100,000円まで反発後に1,090,000円付近で推移しています。一目均衡表の雲の上限が1,096,000円付近に位置しており、ここが短期的なレジスタンスになっています。雲の下限が1,089,900円付近、一目基準線が1,081,600円付近に位置しており短期的なサポートになっています。
1,100,000円付近の戻り高値を上抜けできないと1,063,000~1,100,000円のレンジ継続と思われます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,125,000 昨日高値
1,096,000 一目雲の上限
1,091,500 一目転換線
1,090,000 現在値
1,089,900 一目雲の下限 
1,081,600 一目雲基準線
1,063,000 昨日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,209,300 一目雲の上限
1,144,800 一目雲の下限
1,116,800 一目転換線
1,111,200 60日移動平均線
1,098,500 5日移動平均線
1,090,000 現在値
1,081,100 20日移動平均線
1,080,600 一目基準線
990,600 8月29日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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