国の信用と仮想通貨(暗号資産)(19/9/19)

11時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは1%の下落、イーサリアムは2%の下落、リップルは1.9%の下落となっています。

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国の信用と仮想通貨(暗号資産)(19/9/19)

国の信用と仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨(暗号資産)市場は小幅な下落となっています。11時時点の価格を過去24時間の価格と比較するとビットコインは1%の下落、イーサリアムは2%の下落、リップルは1.9%の下落となっています。

注目されたFOMCでしたが、今年の利下げ見通しがやや後退したことでドル高となりました。ビットコインも発表直後に上昇する局面もありましたが影響は限定的でした。
以前も書きましたが、法定通貨のメリットのひとつは金利が存在することです。利下げが行われることは、金利の無い仮想通貨(暗号資産)は法定通貨に対して金利面からは有利になります。

もうひとつ通貨の強弱を考える場合に、その国あるいは中央銀行の信用力が考えられます。国と中央銀行の信用力が高いほど法定通貨が相対的に強くなります。一つの国あるいは中央銀行というものに縛られない仮想通貨(暗号資産)は、この信用力をどう担保するかがポイントになります。

オランダの金融コングロマリットであるINGグループのING銀行が行った、仮想通貨(暗号資産)と現金ではどちらを信用するかという調査では現金の信用が高いという結果でした。調査では仮想通貨(暗号資産)が普及するためには利便性、価値、信頼性を証明する必要があると結論付けました。
さらに、この調査では国ごとに仮想通貨(暗号資産)への信頼度の比率を発表しています。多くの先進国でその信頼度は15~30%ほどです。オーストリア、ドイツ、オランダ、ルクセンブルグと緊縮財政派で強い通貨を志向する国ほど仮想通貨(暗号資産)への信頼度が低い結果となりました。イタリアは28%、スペインでは30%という結果です。一方で、ポーランドやルーマニアが40%台前半、トルコは60%台と、法定通貨の信頼性が低い国ほど仮想通貨(暗号資産)への信頼度が高まる結果となりました。あくまでINGの調査ですが、国や中央銀行に信頼度が低いことに対する仮想通貨(暗号資産)のメリットは金利より影響を受ける結果となっているようです。

【BTC/JPYのテクニカル分析】

【BTC/JPYのテクニカル分析】

チャートはBTC/JPYの時間足と一目均衡表とMACDです。
FOMC後はやや堅調になり一時1,106,700円付近まで上昇しましたが、時間足の一目均衡表の雲の上限がそのあたりに位置しており、また昨日の高値1,111,000円を上抜けできずに反落しました。
一時1,091,000円付近まで下落しましたが、17日安値の1,089,000円付近はサポートされ1,095,000円付近で推移しています。一目均衡表の雲の位置する1,104,000円付近がレジスタンスとなり、サポートレベルの109万円付近を試す動きが続いています。ここが下抜けすると11日の安値1,060,000円付近を試しにいく動きが予想されます。

【テクニカルポイント】

時間足ベース
1,106,700 本日高値
1,105,400 一目雲の上限
1,095,000 現在値
1,103,800 一目雲の下限       
1,099,700 一目雲基準線
1,098,800 一目転換線
1,095,000 現在値
1,091,000 本日安値
995,000 7月29日安値
981,000 7月17日安値

日足ベース
1,495,000 直近高値
134万円付近 2017年12月高値231万円付近~2019年1月安値365,000円の50%戻し
1,205,500 一目雲の上限
1,128,400 一目雲の下限
1,110,700 60日移動平均線
1,103,300 5日移動平均線
1,102,300 20日移動平均線
1,095,600 一目転換線
1,095,000 現在値
1,080,600 一目基準線
1,063,000 9月11日安値
990,600 8月29日安値
820,000 6月10日安値
743,500 5月17日安値
617,000 5月6日安値

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