Bakktのビットコイン先物の影響は限定的(19/9/24)

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインに売り圧力が強まり、10000ドルを割り込む動きとなっています。

関連通貨:

Bakktのビットコイン先物の影響は限定的(19/9/24)

Bakktのビットコイン先物の影響は限定的

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:9719.7ドル(-3.63%)
イーサリアム:201.19ドル(-2.77%)
リップル:0.26918ドル(-1.18%)
ビットコインキャッシュ:296.16ドル(-2.36%)

【概況】

週末の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインに売り圧力が強まり、10000ドルを割り込む動きとなっています。特に23日は下げ幅を拡大しています。ここからさらに下値を拡大するかどうかはチャートで見ても重要なところであり、意識しておきたいところです。後述しますが、Bakktのビットコイン先物が低調なスタートとなったことが嫌気されている可能性はありそうです。また、その他のコインもビットコインにつれ安となっています。

さて、Bakktのビットコイン先物がスタートしました。しかし、取引は現時点で100枚にも届いておらず、盛り上がりに欠けた低調なスタートとなっています。ちなみに、CMEグループが2017年12月に上場したビットコイン先物は取引初日に出来高が数百枚となっていました。これに関しては当時の仮想通貨(暗号資産)市場の盛り上がりが背景にあるため、一概に比較できないことは事実です。しかし、今回のビットコイン先物に関しては市場の関心も高かったため、完全に肩透かしとなった格好といえるでしょう。

機関投資家の参入に対する期待感があったことは事実かと思いますが、期待外れとなったことでビットコインに対する売り圧力が強まった可能性はあるでしょう。今回のイベントに関して、市場でもそこまでの期待をすべきではないといった見方も多かったように思われますが、市場の思惑を超えて低調だったということなのかもしれません。

Bakktのビットコイン先物に関しては現状においては期待外れでしたが、今後の展開としてはどうでしょうか。今後も取引高が伸び悩むようであれば、期待が大きかっただけに失望売りが強まるでしょう。ただでさえビットコインETFの10月承認は絶望的と思われる状況下で、機関投資家の参入が困難な状況が続くわけです。となると、仮想通貨(暗号資産)市場には逆風が吹き荒れることとなるでしょう。

個人的にはビットコインの長期的な先行きに関しては悲観していませんが、目先は売り圧力が強まりやすいのではないかとみています。ここから近いうちに10000ドルを回復することができれば狭いレンジでの動きが継続されることになるかと思いますが、目先の上値の重さなどが警戒される局面です。今回のBakktのビットコイン先物の取引高が低調であるということは、機関投資家の関心が低下している懸念があります。チャートで見ると市場にはエネルギーの蓄積が意識される場面であり、仮に下放れした場合は思わぬ安値が示現される事も意識しておいたほうが良いと考えています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドの中心線を意識しての動きからバンドの-2σまで下落しています。目先ここをブレイクしており、ここからバンドウォークとなれば下値を拡大する展開で、8月29日の9360ドル前後が節目となりそうです。一方、買い戻された場合は10000ドルとバンドの中心線である10280ドル前後の水準が意識されそうです。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σをブレイクしての動きです。バンド幅が拡大基調となっており、ここからバンドウォークが展開される可能性は十分にあるでしょう。ただ、バンドの+2σの上昇の勢いは弱いので、これの方向感には注意しておきたいところでしょう。バンドの+2σが上昇基調を強めた場合は下落の勢いが強まり下値を拡大するでしょう。

またストキャスティクスを見ると、%K、%Dは下落しています。%Kは下値圏に入っており、底打ちの動きを見せるかどうかに注目です。%Dはまだ下値余地を残しており、まだ上値の重さが意識されやすい局面ということができそうです。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-2σをブレイクしての動きで、ここからバンドウォークとなるかどうかがポイントとなりそうです。問題はバンドの+2σの動向であり、目先は下落基調から横ばいとなっています。バンド幅はかなり拡大しており、ここからさらにバンド幅が拡大するかどうかは不透明です。仮にバンドの+2σが下落に転じた場合は一時的に買い戻しの動きが意識されそうですが、トレンドそのものは下向きですので、上値の重い展開は継続しそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dは下落基調となっています。%Kは下値圏に入っており、ここからの方向感に注目です。%Dもそろそろ下値圏に入りそうで、上値の重い展開は継続されるのではないでしょうか。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

13000ドル:心理的な節目
12000ドル:心理的な節目
10680ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10270ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線
10000ドル:心理的な節目
9870ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準

9690ドル:現在値

9360ドル:8月29日の安値水準
9090ドル:7月17日の安値水準
9000ドル:6月中旬に意識された水準

関連記事

ページトップへ戻る