ビットコイン円、宵の明星からの一段安。日本時間17時のオプションカットに警戒(10/4朝)

3日(木)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は下落。

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ビットコイン円、宵の明星からの一段安。日本時間17時のオプションカットに警戒(10/4朝)

ビットコイン円、宵の明星からの一段安。日本時間17時のオプションカットに警戒

昨日の概況

3日(木)の仮想通貨(暗号資産)市場でビットコイン円相場は下落。アジア時間朝方は、USDT(ドルテザー)の時価総額上昇や、10/2ー10/3で開催されているb.tokyoへの期待感などから一時90.3万円付近まで上昇する場面も見られましたが、60分足の一目均衡表雲上限や、4時間足の一目均衡表雲下限に続伸を阻まれると、反落に転じました。中国の大型連休(国慶節)を受けて、米中に絡むヘッドラインが出づらくなっていることや、伝統的金融市場のボラティリティ拡大で市場参加者が仮想通貨市場からFXや株など既存市場に移っていること、仮想通貨オプション市場における短期物リスクリバーサルの拡大(BTCプットオーバーの拡大)などが、不穏な空気を演出し、米国時間に午後にかけて、3日ぶり安値86.5万円まで下げ幅を広げました。引けにかけて小反発するも上値は重く、本稿執筆時点(朝5時時点)では87.3万円付近で推移しております。

本日の見通し

ビットコイン円相場は上値の重い展開が続いております。USDT(ドルテザー)の新規発行を材料に10/1に一時92.1万円付近まで上昇しましたが、フォボナッチ半値押しの92.5万円(昨年12月の安値35.4万円と今年6月の高値149.5万円の半値押し)や、200日移動平均線(EMA)が走る93.7万円に続伸を阻まれると、足元で再び反落に転じました。テクニカル的に見て、上値の重さが意識されるチャート形状となりつつあります(9/30ー10/2に宵の明星が出現した後、10/3にやや長めの陰線が出ており、ローソク足パターン的に買い向かい辛い状況)。

ファンダメンタルズ的にも、中国の大型連休(国慶節)入りで、米中に絡むヘッドラインが出づらくなっている他、伝統的金融市場のボラティリティ拡大で仮想通貨市場の出来高が減少するなど、ビットコイン価格の押し下げに繋がり易い相場環境が続いております(=マイニングファームによる在庫調整圧力が恒常的に存在する為、それを打ち返すだけの好材料がなければ、受給的に供給超過の状態となる)。既存のFX市場では、米国ファンダメンタルズの悪化を背景にリスク回避的なムードが強まると共に、米利下げ観測の高進を受けて金融緩和ムードも広がりを見せつつあります(米ダウ平均は9/12に記録した直近高値27306ドルから昨日は25743ドルまでトータルで▲1563ドル、米10年債利回りは、9/13に記録した1.908%から昨日は一時1.517%まで▲39.1bp)。一般的な相場環境(市場参加者・出来高共に十分な環境)であれば、リスク回避ムードや金融緩和ムードはビットコイン価格を押し上げる逆相関関係が期待されますが、ここ数日は伝統的金融市場の動きに同調する正の相関が確認されます。

以上の通り、ビットコイン円相場は、テクニカル的にも、ファンダメンタルズ的にも、上値の重さが強く意識されます。また、短気物プットオプションが物色され始めるなど、対ドルでの8000ドル割れ(≒85.6万円)も警戒されつつあります。本日も92-94万円ゾーンのレジスタンスをバックに戻り売りを続け(上抜ければ即ストップ)、ビットコイン円相場の下落を意識したトレードを心がけたいと思います。当方では、仮想通貨(暗号資産)オプション取引所Deribitのカットオフ(日本時間17時)に向かって、ビットコイン円相場が下落すると予想いたします。(本日の予想レンジ:83万円ー90万円)

ビットコイン円、宵の明星からの一段安。日本時間17時のオプションカットに警戒

ビットコイン円日足

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