ビットコインが100万ドルへ?(19/10/4)

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。

関連通貨:

ビットコインが100万ドルへ?(19/10/4)

ビットコインが100万ドルへ?

主要仮想通貨(暗号資産)価格【日本時間6時】

ビットコイン:8153.3ドル(-1.76%)
イーサリアム:172.81ドル(-2.36%)
リップル:0.24542ドル(-1.88%)
ビットコインキャッシュ:220.39ドル(-0.67%)

【概況】

昨日の仮想通貨(暗号資産)取引は、ビットコインが下落しての推移です。その他のコインも上値を抑えられており、売り優勢の展開です。株式市場などは上昇しているものの、米国債利回りは大幅に低下し、ドルも軟調地合いです。そうした中で金は堅調地合いとなっています。クオールズFRB副議長が仮想通貨(暗号資産)が全般的な金融システムのリスクになると警告しており、当局としても対応を急ぐ展開は頭に入れておきたいところであり、こうした動きが相場の重しとなる可能性は十分にあるでしょう。

さて、ビットコインの今後の価格に関しては様々な意見が出ています。期間にもよるので単純な比較は難しいのですが、下は3000ドルといったものから上は100万ドルなどといった意見もあります。これまでも乱高下していることもあり、極端な意見も見られています。ウィルス対策ソフト『マカフィー』の創業者であるマカフィー氏は、大量のビットコインが行方不明となっていることなどを挙げて2020年までに100万ドルに到達するという予想を据え置いたそうですが、2020年末まで14か月で、現在が1万ドルとしても、毎月平均7万ドル以上継続して上昇する必要があり、常識的に考えればあり得ない水準ということになるでしょう。

もちろん、2016年末の1000ドルに満たない水準から1年足らずで20000ドルに迫る水準まで上昇したことはあります。とはいえ、この時の上昇は20倍であり、これと同じ動きを見せたとしても100万ドルという水準まで上昇しないことになります。

しかも、当時のような熱狂が再び起こるかというと疑問を抱かざるを得ません。ビットコインは当時と比べれば認知度が高まっていますし、上昇局面では売り方も増えることが予想されます。規制などの面でも厳しくなっていくものと思われます。ビットコインに関しては短期間での異常な上昇・下落という動きにはなりにくいものとなってきているのではないかと考えています。

それでは、現実的なラインはどこにあるのでしょうか。普段は日足と4時間足、そして週初に週足での分析を行っていますが、今日は月足を見てみたいと思います。月足はバンドの+2σで抑えられてバンドの中心線を目指す動きとなっています。バンドの中心線は6920ドル前後であり、ここまで下落する可能性は高そうです。そして、バンドの中心線で支えられた場合はバンドの+2σまで持ち直す流れとなりそうですが、仮に中心線を下抜けた場合はバンドの-2σである2600前後の水準まで下落する可能性が出てくるだけに注意が必要です。おそらくは今年中にバンドの中心線を試し、来年の頭に中心線で支えられるか否かがはっきりしてくるのではないでしょうか。

月足で見る限り、下値の余地は思いのほか大きいといわざるを得ません。少なくとも年内は上値を抑えられやすく、安易な押し目買いはリスクがありそうです。7000ドルを割り込んだ水準で買いを検討するのは選択肢としてはありそうですが、さらに下落となった場合は素早い撤退が良いでしょう。とはいえ、ビットコインに関しては100万ドルはさておき、先行きに関しては楽観視しているところではあります。中長期的に見て、来年の頭か6月くらいには買い場が来るのではないかとみています。そして、来年は難しいかもしれませんが、20000ドルを再度試すのではないかとみています。

【ビットコイン節目】

ビットコインは日足のボリンジャーバンドのバンドの-2σから調整の買い戻しが入っています。ただ、上値の重さが意識されており、再度バンドの-2σまで下落する可能性が高まっています。目先はバンドの中心線と-1σで挟まれたレンジを動いていますが、節目となる価格としてはバンドの中心線である9230ドル前後の水準と-2σである7320ドル前後の水準ということになるのではないでしょうか。

【ビットコインチャート分析】

【ビットコインチャート分析】

ビットコインの日足のボリンジャーバンドを見ると、現状はバンドの-2σから調整動きが意識されています。ただ、上値の重さが意識されており、戻りの弱い展開です。こういった形は再度バンドの-2σまで下落する可能性が高く、しかも大陰線を作ることが多いので注意しておきたいところです。バンドの±2σが下落しているため、トレンドそのものが下向きであり、下値を更新しやすいところです。バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいものの、調整を入れながら下値拡大といった動きが予想されるところです。

またストキャスティクスを見ると、持ち直し基調にあった%K、%Dが下落に転じており、先行きに対する警戒感が強まっています。下値余地はそこまでありませんが、上値の重い展開が意識されており、このまま売り圧力が強まる可能性も十分にあるでしょう。

ビットコインの4時間足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの+2σから下落し、中心線で一時支えられましたが、その後再度下落して今度は中心線を抜ける動きです。バンドの-2σまで下落しており、ここからバンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかどうかに注目です。バンド幅は比較的狭いので売り圧力が強まる可能性はありますが、現状ではまだバンド幅の拡大は見られておらず、様子見ムードが意識される状況ということができそうです。

ストキャスティクスで見ると%K、%Dはデットクロスから下落しています。%Kが一時持ち直す動きを見せましたが、目先は再度下落しています。下値圏での動きであり、売り優勢の局面ということができそうです。%Kが反転上昇といった動きになるかどうかがポイントとなりそうですが、現状ではまだそういった動きにはなっておらず、下落しやすい形ということができそうです。

【ビットコイン価格の注目ポイント】

12000ドル:心理的な節目
11130ドル:ボリンジャーバンド日足の+2σ水準
10000ドル:心理的な節目
9230ドル:ボリンジャーバンド日足の中心線

8150ドル:現在値

8000ドル:心理的な節目
7460ドル:6月6日の安値
7320ドル:ボリンジャーバンド日足の-2σ水準
7000ドル:心理的な節目

関連記事

ページトップへ戻る